雨の中では走った方が濡れる?歩いた方が濡れる?2012年版
この話題はとにかく定期的に出てきますが、今回はFranco Bocciさんの論文紹介。元ネタはギズモードより。
”Whether or not to run in the rain”
- Franco Bocci
http://iopscience.iop.org/0143-0807/33/5/1321/pdf/0143-0807_33_5_1321.pdf
アブストラクト:
雨の中での最適な動き方がどんなものなのかは物理学者や科学者にとって魅力的な問題である。この論文で示される新しいアプローチは、単純な形の物体を研究することによって、答えは物体の形・方向と風の方向、強さに依存することを示す。異なる形状では最適な戦略が異なる。出来るだけ速く動いた方がいい条件もあれば、最適速度がある場合もある。
てことで、結論は、”形状や角度・速度によるからなんともいえないね。。。”
ということか!もっともだが、、、ギズモードが太った人はできるだけ速く動け!またやせた人は最適な値があるとかいてるのはこのグラフからかな。
uが自分の速度、vが雨の速度、mが濡れる水の重さ、で、A1とA3が形状にかかわるパラメータで、0は薄っぺらい人で最適で濡れないところが、大きくなると(太ると)uが大きい方がいい、ということですが、これもある角度だけの例。言い切るのはちょっといまいち。
もうちょっと時間取れたら自分でも計算フォローして、もっといろいろな条件で見てみようかな。
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