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2012年8月18日 (土)

「あるキング」を読んだ。

これは不思議なお話だなあ。マクベスを下敷きに?バットを持った孤独な王様が、みんなのためにホームランを打つ!というお話。

*マクベスにはFair is foul, and foul is fair.という言葉が出てくるそう。

万年最下位の仙台(仙醍となってますが)の球団で、その球団には似合わない強打者が引退まで勤め上げ、さらに監督まで引き受けたものの、ある日の試合の事故で死んでしまう。

その日・その時間にある男の子が誕生する。山田王求。(こう横書きにすると全く球だな、、、)

ドカベンの山田は、阪神電車に乗って急行が駅を通り過ぎる時にその駅名を読んで動体視力を鍛えている(しかもキャッチャーの構えのままで)が、

http://uramayu.com/blog/2010/04/dokaben.html

こっちも山田くんも似たような動体視力の鍛え方をしています。山田という名字は絶対ドカベンのリスペクトだな。

天才的な才能と努力で小学生でプロの球が打てるほどになった王求だが、三人の魔女の導きでマクベスと同じ悲劇的な結末に向かっていく、、、けれどキングはみんなのためにホームランを打つ。

本当に不思議なお話で、でもじわじわきます。最後の一行もよかった。

けれど文庫版では連載版、単行本からだいぶ改定された(特にマクベスのつながりがはっきりした)そうなので、連載・単行本で読んだ人も再読してもいいかも。

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