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2013年8月 4日 (日)

NHKスペシャル”調査報告 日本のインフラが危ない”を見てました。

中央道笹子トンネルの天井板崩落事故があってから、私もトンネル怖くて、、、

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0804/index.html

300tの土砂がトンネルをふさぐ映像からスタート。ケーブルが切れたつり橋、崩れ落ちた橋などインフラの劣化の事故が相次いでいる。

NHKが専門家とともに全国の自治体を調査したところ、恐ろしい実態が分かってきた。

国は今年をメンテナンス元年と名付けているが、、、

場面変わって沖縄の国頭村。かつてここには一本の橋がかかっていた。4年前、その橋が崩落した衝撃映像が残っている。うわー、橋げたが完全に腐食している。27年前に作られ、点検・補修をしてこなかった。

琉球大学の下里さんが調査している。先が丸い金属棒でコンコンたたいてるな。

全国で危ないので通行止めの橋は232もある。

笹子トンネルの事故の原因の一つは維持管理(メンテナンス)が不十分だった。3か月前の点検でボルトの異常を見落としていた。この事故で一人娘を亡くした松本さん夫妻、、、これはつらいな。

場面変わって静岡 浜松市。つり橋のケーブル接続部分が切れ、通行していた6人がけがをした。事故の10か月前にこの橋を点検していた。事故の原因のケーブルの接続部分(橋の手前にあるやつ)は見てなかった。

しかし国は安全性が重要だとわかっていた。アメリカで頻発していた(たとえばアメリカのミネアポリスでの橋の事故)。国土交通省に通知だして補助金もつけた。ひび割れがないかみる点検は維持管理の基本。

通知から6年で、97%の橋で点検を終えたとしていた。しかしその最中にも事故は起きていた。

そこでNHKは土木学会の高木千太郎さんと調べていった。レインボーブリッジの設計にもかかわっていた高木さんは全国の自治体の調査に疑問を感じている。数年で全部の橋見えるはずない。そこで省略しているに違いないと思っている。

まず調査したのは、浜松市。高木さんが土木学会のメンバー20人と点検を終えた橋を再調査するという試み。浜松市役所は、ちゃんとやってるぞ、調べられてもOKと倉田部長がコメント。

で、まず大輪橋を抜き打ちでチェック。おっと、、、、さっそく

「完全に当たってる、食い込んじゃってると」、、、本来あるべき位置から橋げたが斜めにずれてコンクリートにめり込んでいる。点検の基本が徹底されていない。

調査2日目。次は瀬戸橋。緊急点検を市がやったが、、、アンカーボルトが浮いてる!橋げたと橋脚を止めるボルトに異常が。。。重要な部分はちゃんと視覚で確認するのが基本なのに、、、でボルトをたたいてみると低い音が、、、腐食している証拠。まもなくアンカーボルトが折れると断言。うわーーー怖い。最悪の場合、ボルトが外れ橋げたが跳ね上がり、ずれ落ちる。浜松市の職員は過去の調査でケーブルだけみていて、ボルト見てなかった。

これは点検じゃなくて、橋を見に来ているだけと厳しいコメントが高木さんから。

業者に委託していることも多く、自治体が内容をチェックできていない。

根堅交差点では、、、亀裂が入っていた。うわ、完全にはいっているじゃん。貫通しているかもと。業者の報告書でも亀裂写真があったのに、何もやってない。

緊急の対策が必要かどうかは業者が点数をつけてそれでみる。59.38点/100点満点で大丈夫と判断した。高木さんなら限りなく0点に近い点数をつけると。点数だけ見ず、総合的に見るべきだった。

調査の後、市の担当者のもとに向かう。常時観測か、徐行させるか処置しろとのアドバイス。

今回浜松の63の橋の抜き打ち調査の結果、緊急の対応が必要なものは11個にものぼる。

NHKは98の自治体に点検についてアンケートをしてみた。8割の自治体が課題があることを認識。そのうち、4割が担当職員の技術レベルが十分でないと。。。(私の中学の同級生も田舎で土木関係の公務員やってるが、、、確かに不安な感じが、、、)

道路インフラの総点検もするように国から通知が。ただ、トンネルの点検は難しい。

場面変わって、愛知県東栄町のトンネル。トンネルの天井が崩れ、大量の土砂が流れ落ち映像が残っていた。なぜ突然崩落したのか?通常の点検では見られない事実がわかってきた。トンネルの天井の裏側に背面空洞というものが広がっている。通常トンネルは山と密着することで強度をたもっている。それが背面空洞が数百mに渡って存在し、トンネルが変形、そして雨で崩れ300tの土砂が。構造物の裏側はチェックが難しい

背面空洞ができる原因は昭和55年くらいまで一般的だった工法による。木枠を作り、コンクリートを流しこむ。その際、天井に隙間ができる。高度成長期で納期が早いことが求められた末の工法。全国で4500にも達する。全国の4割。そこで愛知県は特殊なレーダで検査している。

建設時の資料・設計図が残ってないのも問題。そもそも廃棄されていたりする。

富山市はこの課題に直面している。専門のチームを作ってインフラの点検に力をいれているが、、、しかし昔の橋の資料が残されていない。詳しい構造もなく、概略図だけ。いつ作られたかもわからない。再び高木さん。橋の調査をすることにした。

八田橋。2万台以上の車が通行する。5年前に市は点検した。両端を詳しく調べ、緊急対応は必要ないとした。しかしゲルバー橋という特殊な橋だった。橋げたにつなぎ目があるのが特徴。橋げたがつなぎ目に乗っている構造。つなぎ目の点検がなされていなかった!

でみたら、コンクリートがういていた。クラックもできてる。概略図で点検したのでつなぎ目が書かれてなかった。土木学会でシミュレーションしたら、最悪橋が落ちると、、、

インフラの総点検を進める上の課題は?

国は7兆7000億円の予算をつけた。東京での集会で自治体が1200人あつまり、新しい道を作れと発表。新しい道と補修にどう折り合いをつけるか。新潟の例があげられていた。

3814の橋があり、590の補修が必要。一時的に予算がついても、将来の補修の費用をどうするのか。建設業者の例。日本サミコン。自治会からの発注が増えるのを見越して、補修事業部を作ったが、赤字、、、毎年赤字が膨らむ。なんで?

南魚沼の八色橋の補修についていった。コンクリートを流し込んで補強する。橋の下の狭い空間での作業に時間がかかったり、大変。新規に比べて手間がかかり、費用が割高になる。お金については積算基準があることが問題。手間がかかる補修の実情とあってない。市は50万円払ったが、実際には200万円かかった。補修だけで利益がでる構造にしないと、、、

一方でまだ補修が必要なインフラは数多くある。68800の橋が補修必要で、58758の橋が補修されてない。新規と維持どちらが重要か全国の自治体にアンケートしたところ、3割が維持を優先、7割がどちらとも言えないとの回答。

場面変わって神奈川 横須賀市。精霊流し。笹子の事故で娘を亡くした石川さん。二度とこのようなことがないようにしてほしいと。

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