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2013年9月 1日 (日)

NHKスペシャル「MEGAQUAKE III 巨大地震 南海トラフ 見え始めた”予兆”」を見てました。

今日は防災の日だったそうで、南海トラフを想定した防災訓練が行われたそうです。

「防災の日」総合防災訓練 初めて南海トラフ想定

ちょうど同じタイミングでNHKスペシャルの特集メガクエイクも南海トラフ。

本州の南100km。ここに日本中の地震学者の注目が集まっている。強い音波を出して海底の様子を探る調査で日本の下に眠るプレートの形が分かってきた。巨大地震が想定される南海トラフ。不気味な振動が頻発している。高性能の地震計が3000mでこの振動を検知した。スロークエイクというもの。通常の地震とはことなり、小刻みな揺れが長く続く。

注目されたのはおととしの地震。直前にスロークエイクが発生していたことが分かった。さらに浮かび上がる新たな異変。震源が東に動いている。

・・・とここまでがイントロ。でここから詳細がスタート。

日本列島を取り囲む4つのプレートのうちフィリピン海プレートは数センチずつ縮んでいる。その境目が南海トラフ。陸側のプレートは押されて歪みを蓄えている。それが開放されるときに大地震が、、、想定されているのはマグニチュード9.1.東海から九州にかけて、震度7の激しい揺れ。10mを超える巨大な津波がやってくる。名古屋・大阪は都市機能が麻痺する。最悪の場合死者は36万人。昭和南海地震などこれまでも南海トラフ原因の地震は何回かやってきた。研究者は最新の技術で予兆をつかもうとしている。

地下深くで発生するかすかな振動を高感度な地震計が捕える。それをみて東京大学の小原一成さんが予兆を見ようとしている。一見すると、普通のノイズだが、4分くらい謎の振動がおきている。地震はすぐにゆれが大きくなり次第に収まる。謎の振動は小刻みに揺れて数日から数週間に及ぶこともある。この動きをスロークエイクと呼ぶ。どこで起きているか?分析の結果、広範囲で発生していた。深さ5km~40kmで、かつての震源地を取り囲むように。

巨大地震との関係はなかなかわからなかった。小原さんの考えた仕組みは、通常の地震は陸側のプレートにひずみが生じて、それが一気に解放されるもの。スロークエイクはゆっくりじわじわと解放されるもの。大きな地震はむしろ起きにくくなる?と考えた。エネルギーを貯めないための動きではと。ところが!東日本大震災の直前にスロークエイクが起きていたことがわかった。東北大学の伊藤よしひろさんが突き止めた。巨大地震の4カ月前に、東北のお気に地震計を設置していた。地震後にデータ解析すると、、、巨大地震の1か月前からスロークエイクが発生し、直前まで続いていた。なぜ歪みを解放していたはずのスロークエイクが?

実際に起きていたスロークエイクと震源は同じ断層にあって、40cmも動いていた。

陸側の下にしずむ海側のプレート。境目にはアスペリティとよばれる場所があり、それが震源地になる。長い間歪みをためる。一方、その周りにはまばらにしかくっついていないところがある。これがスロークエイク。限界まで歪みを貯めていたアスペリティがスロークエイクに引っ張られて爆発したのか?でばねをつかった模型で実験。あ、これわかりやすい。

ひろく密着したアスペリティとまばらな場所がじわじわと動くのがよくわかる。最終的にまばらな部分に歪みが溜まった部分が引っ張られる。

場面変わってまた小原さん。スロークエイクの後に巨大地震が起きたことにショックを受けた。10年分の南海トラフのデータを分析すると、パターンがあることがわかった。スロークエイクは三重県では半年ごとに発生。四国は3カ月に1回、一週間ほど続く。地域によってパターンがある。それを監視していけば巨大地震の予兆がつかめるんじゃないかと考えた。小原さんは仙台の若林地区生まれ。津波の被害を受けた場所で、それを防げなかったことがモチベーションになっている。

世界の科学者たちもスロークエイクの研究を加速している。ニュージーランド、メキシコ、アラスカなど10の地域で観測されている。その1つ、アメリカのシアトルでスロークエイクのパターンに変化が現れた。西海岸のプレートの境目、カスケーディアで、巨大地震が懸念されている。ハーブドラガードさんは、今まで年に一回スロークエイクが発生し、3週間ほど続くことが分かっているが、去年大きく崩れたことを説明。南北600kmに拡大し、3週間過ぎてもおさまらなかった。6週間に及ぶが、急に拡大が止まり、減少していった。なぜ?まだはっきり巨大地震との関係が分かっていない。

スロークエイクと並び、有効だと思われているのはGPS。国内で1200か所の大地のわずかな動きを記録している。伊豆諸島は北よりに伊豆半島は西寄りに動いていた。同じプレートなのになぜ?これを研究している高知大学の田部井さん。銭洲にGPSを設置すると、西寄りに動いていることがわかった。プレートに異変が起きている?プレートが割れている!!!(恐ろしい、、、)なぜ割れているのか?伊豆半島のせいじゃないか?フィリピン海プレートに載っている伊豆半島が陸側のプレートにぶつかり、それ以上進めない。で押され続けて割れて、またそれが沈み始めているかも。首都圏に震源地が近づいたことになる。津波の研究者、阿部さんがシミュレーションした。東に震源が動いた時は、、、鎌倉は14分後に高さ10mの津波が押し寄せる!45分で東京湾にも流れ込む。3mの高さ。従来のメカニズムより30分はやい。危険だ。想定の範囲で対策をとればいいというのは危険。

GPSを使ったあらたな研究も京大の西村さんが行っている。GPSで観ると海側からおされる力がわかる。特にひずみが溜まっている部分を特定することができる。四国の南だ。

さらに、スロークエイクの大地の動きも分析した。普段海側から押されている大地。スロークエイクが来たときは範囲に海側に押される。それで大きな変化を見つけた。四国で起きた最大規模のスロークエイク。2006/9に起きた。ひずみが溜まっている震源地の近くでおきている。これが巨大地震を引き起こすのではないかと懸念された。

場面変わって、海上保安庁はGPSを海中に設置している。

和歌山での井戸水の異変(水かさが減った)もスロークエイクによるものを考えている。

60か所の井戸で監視を始めている。産業総合研究所の梅田さん。

場面変わってまた小原さん。新たなスロークエイクの発生場所を見つけた。九州の南。今までわかっていた南海トラフの端よりさらに南。99%は無駄になっても1%が生かせれば、、、とのコメント。

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うーん、地震の予兆というのはずっといろいろ調べられていると思いますが、今回も決定打なのかどうかよくわからなかった。

本日(8/8)夕方、奈良県で震度6以上の地震というエリアメールと会社での緊急速報があったが、、、

という話もこういう海底地震計の不備みたいだし、、、

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