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2013年10月 8日 (火)

"マリアビートル"を読んだ。

前にも書きましたが、このマリアビートルを新幹線(のぞみ)の中で読み始めたと思ったら、小説内と全く同じように車掌さんが持ち主のわからない”黒いトランク”の持ち主を探し始めて、びっくり。ちょっと恐ろしくなって読むの一時中断。結局私が降りるときまで持ち主分からず。

と恐ろしくなるくらいてんこ盛りのはらはらどきどきの展開。あのグラスホッパーの続編というか、同じ世界のお話で、グラスホッパーの主要な2人が出てきます。あ、あと2人か。これはネタバレかも。

で、走る東北新幹線の車内が舞台。あらすじは、”幼い息子の仇討をするため乗りこんだアル中の元殺し屋、鈴木。中学生だが優等生面のうらに悪魔のような心を持った王子(こいつが憎たらしい、、、伊坂さんはいつもこういう憎たらしい奴を出してくるのがうまい)、裏社会の大物、峰岸の誘拐された息子を救いだして黒いトランクに入れた身代金と一緒に送っている蜜柑と檸檬という2人の殺し屋。とにかく運が悪い気弱な殺し屋、天道虫こと七尾。黒いトランクがなくなりそして、、、”というもの。

黒いトランクをめぐって車中の殺し屋や王子たちが追うものと追われるものに分かれ交錯する。でジェットコースタームービーならぬ文字通り、新幹線小説だな。

で、やっぱり伏線がすごくよくて、特に寝起きを起こされると機嫌が悪い伝説の殺し屋、については鳥肌立つほど。あと王子がどうなるかが、やっぱりスカッとしたり。

最後に超短編七尾と真莉亜”ついていないから笑う”もついてます。

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