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2014年1月20日 (月)

今日(1/20)のNHKプロフェッショナル仕事の流儀は未来を拓(ひら)く、希望のサイボーグ、ロボット研究・山海嘉之さん。

NHKのプロフェッショナル、仕事の流儀を久しぶりに見てました。。今日はロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)で有名な筑波大学の山海嘉之さんのお話でした。

http://sanlab.kz.tsukuba.ac.jp/web2011/?page_id=51

以下いつものように速記メモ。

人生を変えるロボット。15年前、車に当て逃げされて脊髄に損傷を負った男性。医師からは2度と歩くことはできないと。おととし、リハビリを助けるロボットに出会った。1年後、、、自力で200m歩けるまで回復した!

意識で動くロボット。去年ヨーロッパではいち早く医療機器として認められた。人とかかわる現場が大好きな山海さん。あきらめようと思ったことはない。あきらめるというのはどういうときにあきらめるか逆に聞きたいと。

数万回の挑戦、失敗に次ぐ失敗だった。支えたのは子供のころの夢。希望を繋ぐ技術へ。

息子が突然重度の意識障害になり、絶望の淵に立たされた家族、コミュニケーションがとれるようになるのか?とここまでがイントロ。

筑波大学。その一角に山海の所属場がある。かばんの中は仕事道具。マックブック?え?数冊?10台くらいある。なんだこれ。ちょっとしたキズの違いでわかる、、、いやこれじゃなかった(笑)。強がりを言ってしまいました。おちゃめなひとですな。シール貼りますと。

サイボーグ型ロボットは世界の最先端を行っている。150名のメンバー。脳神経外科医なども協力している。その開発の中枢はトップシークレット。スケルトンのキュービクルに研究員が。

人が装着して初めて力を発揮する。まず人間は脳で動けと指示をだし、電気信号で動かすのだが、その電気信号をとらえるセンサを開発。意識するだけでロボットを動かす。

今、力を入れているのはリハビリの分野。脳卒中でまひを抱えている女性。まひが徐々に進行し、7年前から立てなくなった。山海のロボットは単に力を増幅するだけでなく、リハビリにも有効だと考えられている。脳からの信号が足にいかなくなるところをロボットで動かすとフィードバックがかかるようになり、脳が次第に強い信号をだすようになり身体機能が回復すると考えられている。体のどの部分から信号が取り出せるか見る。微弱な信号をとりだすのは簡単じゃない。直接手で触れながら場所を探っていく。立つことにチャレンジするのは7年ぶり。

立った!そしてかかとを動かす訓練を行う。ひたすら現場に張り付き、研究を進める山海。強い信念がある。たった一人の人にぴたっとあうものができれば、類似の人々にフィードバックがかけられる。

ドイツ ボーフム。その技術は海外でも使われている。ドイツでは去年8月、いち早く医療機器として認められた。保険もきく。多くの患者が無料でトレーニングを受けている。こういうのは日本遅れてる。保険もきかない、、、

山海は今、リハビリ現場の協力でデータを積み重ねている。でも厳しい意見もある。80代の人が疲れてしまう、定量的でない、、、など。

ランチの時間。おにぎりと野菜生活とスープか。何を食べてもおいしいと思うとか。

袋に入ったものがお袋の味だって(おやじギャグ)。

今、力を入れるロボットは7年がかりで開発したサイボーグ型ロボット。単関節型。

実用化のための試験が行われた。脊髄を損傷した男性のリハビリが思うようにいかない場所。ひざの部分。ここの単関節型ロボットを使う。

しかし膝を伸ばす信号と曲げる信号が同時に出ていた。脳からいろいろな電気信号がでてしまうのだ。横になってリラックスしてもらう。鏡を使って動きを本人に見せる。さらに訓練を重ねてもらうしかない。。。5年間リハビリを続けてきたが、今年67歳。日に日に焦りが強くなる。

そして訓練は5回目を迎えた。だいぶスムーズになってきた。もう一歩。伸ばす信号だけが混じらずに出始めた。感覚をつかんできた。また一歩実用化に近づく。

車でいつも流れているのは、中島みゆきのプロジェクトXの曲。

帰宅はいつも深夜。2~3時。妻も娘も寝ている。しかし明け方までまた仕事。メガネを絶対にはずさない。寝る時もお風呂も。メガネを下着と思っている。

その原点は少年のころにさかのぼる。2人兄弟の長男、岡山市で生まれた。運命の出会いは”われはロボット”アシモフのSF小説。そして文集に役に立つロボットを生み出す、と宣言。その後、筑波大学の大学院に。助手の時代に常識外れの行動に。学会もやめ、論文もかかない。研究費がない。。。これすごいな。そして2年、一つのアイデアに。サイバニクス。医学や脳科学、IT技術を統合させた考え方。人と一体になって能力を高めるもの。

でも失敗の連続だった。人の意識と機械の反応のバランス。ロボットの反応が付いていかない。実験は数万回にも。家のベッドで寝るのは年1回。全てを捧げた。そして構想から10年。世界初のサイボーグ型ロボット誕生。すぐにアメリカ、ヨーロッパから軍事的に利用したいという依頼が。だが山海さんはすべて断る。人に役立つロボット、その信念は揺るがない。

逆境のなかで培った呪文のような言葉、スパイシー!人生の中の調味料とおもってスパイシーと叫ぶ。死ぬ気で頑張るじゃない。そんなことじゃロボット開発なんかできない。

さらに一つの装置を作った。文字を打とうとする意識を電気信号に変える。ALSの人とのコミュニケーションをとる。目の動きよりも確実。しかしALSの人の信号は弱いがやる!と。

脳死とは異なり、呼吸や睡眠はできるが、意識があるかどうかわからないという男性、中島さん。ALSの技術を応用して信号が取り出せるか?手からなら可能性がある(母親がずっとさわっているから)。手を曲げるように呼び掛ける。わずかな反応がでた。足の裏にも取り付ける。これが意識を反映しているのかどうか、、、

富山 高岡。中島さんはサッカーをしているときに突然倒れた。ずっと家族はコミュニケーションをとる方法を探してきた。

三週間後、分析結果が届いた。ノイズを除去すると、15秒に一回信号が出ていた。意識的じゃないのか?しかし、全く反応していないともいいきれない。3分間ずっとがんばっているのかも?確認する手段はないのか?中島さんの父親からメールが。期待がつづられていた。涙ぐむ山海。

そして2回目のテスト。特別に改良した高感度センサを準備していた。顔の筋肉は動くということで顔や首の筋肉、手や足など全て試す。さらにさわったり声をかけたりする。電気信号は、、、一定。好きな音楽はある?と聞く山海。聴覚を刺激するアイデア。そこでかかったのはゆず。ノイズではない信号が出てきた。

母親が手を握ったりさすったり、全ての可能性を試した。さらに2カ月、分析の結果がでた。

ノイズに埋もれた反応の信号が。母親が触っているときも規則的でない信号が出ていた。

音楽を繰り返し聞かせ、反応を出してもらう。それができれば反応があれば音楽を流すという関係づけをするアイデアが出てきた。

ALS向けに新たな試作品を作っていた。コンパクトなサイズのコミュニケーションツール。

プロフェッショナルとは、何かを達成して、次の瞬間それを乗り越えようとすること&それを続けること、か。

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いやー、こんなバイタリティのある人がいたのか!知らなかった。スパイシー!とかマックブック10台とか面白いな。

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