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2014年8月31日 (日)

8/31のNHKスペシャルは「巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃 第2集 スーパー台風 "海の異変"の最悪シナリオ」でした。

昨日から始まってたんですね。知らなかった。今日は第二集。ナビゲータはタモリさんと上條倫子アナウンサー。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0831/index.html

では以下速記メモ:

風速60mを超える猛烈な風。高さ10mにもおよぶ高潮。土砂災害などが増えてきている。台風はこれからさらに威力を増すのではないか、との危惧が高まっている。

最近の研究から、急速強化という現象が見つかってきている。さらに海の異変も見つかっている。深い海の温度の上昇が台風を凶暴化させている。最悪のシナリオは、スーパー台風。

気圧が低ければ低いほど台風の風が強まる。920hPa以下だと猛烈な台風になる。通常の台風は1000hPa程度。そこに急速強化という現象がわかってきた。気圧が一気に下がる。

気象庁に向かう。この夏、日本を相次いで襲った台風。急速強化という現象を恐れている。台風8号。最大瞬間風速50m/s。台風11号。記録的大雨をもたらした。これらの台風では24時間で気圧が一気に40hPa下がるような急速強化が起きていた。日本の南2000kmの海上。多くの台風は25hPa下がる。しかし台風8号は35hPaさがり、11号は50hPaも下がっていた。

パラオの付近がその場所だが、何が起きていたのか?

26度以上の海温。こういう温かい海で、上昇気流が生まれ、その上空で水蒸気が集まって雲になる。その雲を台風に発達させるのが風。大気の流れ。パラオ周辺には西風と東風がぶつかって渦ができる。その渦が雲を集めて台風になる。26度以上の海水がエネルギー源となり、次々と台風が発生する。

台風の断面図を見る。上昇気流で中心付近の空気が上空に押し上げられ、気圧がさがる。気圧の低下は変化をもたらす。急速強化はより多くの空気が押し出されるため、気圧が急激に下がる。台風の目がはっきりわかるようになる。2001年から、急速強化した台風が世界に

被害をもたらしている。

例えばカトリーナ、902hPa 。アメリカに被害を。シドルは918hPa。バングラディッシュに被害を。

気象庁の藤田司所長はメカニズムを知らなければならないと語る。

アメリカ フロリダ州。観測用の航空機を飛ばしている。え!有人なんだ。台風を観測する。バーサというハリケーンの近くを飛ぶ。命がけだな、、、プロペラ機でした。

激しい上昇気流の中心付近。え!雲に観測装置を人の手で投げいれる。温度湿度気圧風速などを落下しながら計測する。上空3000mから投げ入れる。

年間20回以上もやっているって。

で急速強化のメカニズムについて、アメリカ海洋大気庁 ロバートロジャースさんが語る。

所によって特に強い上昇気流があるとわかってきた。柱のような雲が立つ。25m/s以上の上昇気流がたつ。台風の中心50kmの範囲の中に、強い上昇気流がたくさん出来ている。

ロバートさんの説明では、台風の中心付近で強い上昇気流がたつ、周囲から風が吹き込んでさらにつよく。多くの空気が押し出され、急速強化が起きる。鍵は強い上昇気流にある。

でも何が上昇気流を作っているの?

深い海にその手掛かりがある。台湾大学の林依依さん。フィリピンの東海上のブイの上を台風30号が通過した。林さんが過去10年間のデータと水温を調べた。すると海面の水温はは変わらないが,100mの深さで26度にも達していた。

温かい水の深さがどう関係するのか?水槽を使って実験してみた。色を変えた水(温度も変えた)ものを水槽に入れて、深い時と浅い時で風を起こし、台風を再現する。中心には表面近くの水が渦を巻いている。温かい水が浅い時、冷たい水が混ざってあまり発達できない。

しかし深い場合、冷たい水は上がってこない。深い海が急速強化の原因か?

ここから名古屋大学の坪木和久さんが加わる。

タモリさんが船に乗っていたときに積乱雲を見て、危ないと思ったので避けた。で真下に行った。でもそれは台風は中心に向かって上昇気流があるので逆に危なかったって。

879hPaの台風20号(1979年)に最大の記録。910hPa以下はスーパー台風と呼ばれる。

風速も60m/sを超える。

フィリピンのハイエン(台風30号)もスーパー台風だった。

どんな被害をもたらしたのか?895hPaまでさがりフィリピンに上陸。想像を超える被害が出た。猛烈な勢いの高潮。建物を破壊していく。うわ、ひどいなこれは。

逃げる場所は天井裏しかない。タクロバンという都市が特に壊滅的。

東大の田島教授が視察に来た。被害の実態を明らかにしたいと。田島さんが驚いたのは高潮に津波のような勢いがあったこと。気圧は海水面を押す力。海面を押す力が弱まって盛り上がったのが高潮。上昇した海水が沿岸部に押し寄せる。

ハイエンの高潮は9m以上の高さ。さらに破壊力を示す痕跡も見つかった。海岸のあちこちに巨大な岩が転がっている。フジツボとかついている。海岸線から持ち上げられたもの。重さは20トン以上。100m以上海岸から離れている。なぜこれほどの高潮が発生したのか?

猛烈な風だったことが分かってきた。台風の直撃を受けた気象台。観測中に部屋に閉じ込められた所長。風速は53m/sから風速計が壊れた。一体どれほどの風が吹いていたのか?レーダードームすら飛ばされた。風速80m/sにも耐えられる設計だったのに。90m/sにも達していたと考えられている。この猛烈な風が高潮を生み出した?

気圧の低下で発生した高潮に何度も暴風が吹き荒れたことで高波になった。

帯岩という岩が宮古島にあるが、これは津波が運んで来たもの。これと同じことが高潮で起きたと坪木さん。

JAMSTEC/AORI/NIESが提供した地球の水温のシミュレーションでは2044年に0.7℃、水温が上昇するという結果が得られている。

https://www.miraikan.jst.go.jp/en/exhibition/tsunagari/geo-cosmos-archive.html

最新のシミュレーションで伊勢湾台風が今起きたらどうなるか見てみる。

3人の科学者があつまった。京都大学の丸山敬さん。森信人さん。そして琉球大学の伊藤耕介さん。京コンピュータで計算してみた。

2kmごとにメッシュを切って計算した。0.7℃水温が上昇するとして、過去の伊勢湾台風がどこまで発達するのかを計算してみた。

1000hPaから912hPaへ下がり、925hPaで上陸する。最大風速は75m/s。

大阪でもビルの谷間で50m/sにも達する。東海は70m/sで住宅が壊れ始める。暴風は9時間続き、新幹線の架線も切れる。都市機能も麻痺する。

鉄塔も次々と倒壊。停電が続き、ライフラインは寸断。

三重県の四日市のコンビナートでは高潮に波が加わり10mもの高さで押し寄せ、甚大な被害を受ける。市街地に流れ込み、名古屋市は高さ5mの波が。

避難は大変だと坪木さん。何万人、何十万人の避難を行わないといけない。準備が重要だと。東京マラソンがスタートする時間よりかかるんだろうとタモリさん。

フィリピンでは再び台風のシーズンを迎えている。アメリカでは新たな取り組みが始まっている。無人航空機を導入。リアルタイムで変化を捕えている。日本ではみらいという船で海水温を測定している。藤田所長は海の状態を見ることが重要と語る。

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