フォン・ノイマンは暗算、フェルミは計算尺、ファインマンは手回し計算機で計算し、フォン・ノイマンが圧勝したというのは日本だけのガセ。森毅の創作らしい。
グロタンディークの訃報で、凡人ではついていけない…20世紀を生きた天才科学者・数学者5人のありえない日常
というサイトがまたよく見られているみたい。しかーーーーし!ノイマンの話はガセなのだ。
しかも上のサイトではあと二人って、、、フェルミとファインマンだよ。どんだけ扱いが軽いんだ。で、出典は、
”ファインマンによるシュレーディンガー方程式の導出”の書き出しに書いてある。
マンハッタン計画(原爆計画、ロスアラモス)の時、ある計算を行うのにフェルミは計算尺、ファインマンは機械式の計算機(Marchant)、フォンノイマンは暗算で行ったが3人がほとんど同時に同じ近似値を出したという。。。
※ノイマン圧勝がガセという意味で、実際に計算をしたことはあるという意味です。
<マーチャントの写真>
<フェルミと計算尺>
この”圧勝”というのは、日本のWikipediaには森毅の創作と書いてある。
森さんも罪つくりなことを、、、私の森さんの印象は、だらしない格好でタバコ吸いながら校内を歩いているという印象しかないという(笑)。
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