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2015年6月 7日 (日)

6/7のNHKスペシャルは生命大躍進 第2集 こうして"母の愛"が生まれた”でした。

前回は目でしたが、今回は母の愛。新垣結衣さんが姉妹の2役です。

赤ちゃんを抱く新垣さんからスタート。3億年も前の私たちの遠い親戚、背中に羽をはやしているトカゲのような生物。この生物が親子愛の出発点だった。それを教えてくれたのはDNA。様々な生物のDNAが猛烈なスピードで読み解かれている。もともとは卵を産んだらそれっきりだった。それが献身的に子育てをするように変わった。

生命大躍進、第二回はわが子を想う母の愛の秘密に迫る。2億5000年前、我々の祖先を襲った天変地異、そしてウイルスの蔓延。それがDNAが変わるきっかけだった。

とここまでがイントロ。人間の身を削るような献身はどこからきたのか。例えば母乳は血液から作られている。本当に身を削っている。なんでこんな風になったんだろう?と新垣さん。

4億年くらい前の祖先。まだ卵を産んでいた。孵化すると自力で育っていった。しかしその後、、、南アフリカ共和国 カルー盆地。ここから私たちの祖先の化石が大量に発見された。

2億5千万年も前の地層に足跡が残っている。その生き物とは、ゴルゴノプス。トカゲのような生き物。

研究しているジェニファー・ボータ・ブリンク博士は1児の母。彼女らが発掘したのは、、、子育てを始めた私たちの祖先、キノドンの化石。大小2つの頭蓋骨が向かい合っている。親と子。ぴったりよりそうように化石になっていた。わが子に何らかの愛情を抱きながら子育てをしていたと考えられる。

母親はどんな子育てをしていた?現代に繋がる生きた化石、オーストラリア タスマニアにいる。ガイドのクレイグ・ウィリアムさんが探しだしたのはハリモグラ。地球上に生きている生き物で、キノドンに最も近いといわれている。メスのお腹の中に白くて丸いものが。卵。哺乳類なのに卵を産む。卵からかえった1.5cm程の赤ちゃん。お母さんのおなかに顔をくっつけている。原始的な母乳が皮膚の表面から湧き出している。乳首はなく、皮膚から。母親は子供と密着して母乳を与え続ける。

母乳による子育ての始まりこそ、大事だったという科学者オラフ・オフテダルさん。

進化の過程で母乳が生み出されることが重要だった。母と子の密着が愛情に繋がったという。

ではどうやって生まれたのか?ハリモグラが教えてくれる。汗のように噴き出すハリモグラの液体。卵がかえる前から湧き出して卵を濡らしている。栄養とは別に役割がありそう。母乳を分析すると、2つの物質が見つかった。αラクトアルブミン。母乳の元。もうひとつはリゾチーム。殺菌能力を持つ。これらを含む液体で卵を濡らし、雑菌の繁殖を抑えている。2つの物質の形は複雑だが、、、重ねてみると同じようなかたち。母乳の起源はリゾチームを含む汗のような物質だった。それが栄養満点のαラクトアフブミンに変わった。

どのようなストーリーか?

およそ3億年前。恐竜が登場するよりはるか昔。トカゲのような生き物。ディメトロドンが現れた。大きな背中の帆で太陽の熱を吸収した。体温を高め、活発に動くため。

しかし子育ては容易ではなかった。薄い膜でおおわれた卵を産んでいたと考えられるが、雑菌がはいると赤ちゃんは死んでしまう。そこで汗のようなリゾチームを含む液体で雑菌を防いでいた。これが子を守ろうとする第一歩。

そんな祖先の体内で思いがけない変化が。DNAの中にはリゾチームを作る遺伝子がある。DNAでは長い時間の中で時折変化が起きる。偶然、その変化がリゾチームを作る遺伝子に怒り、タンパク質の形がわずかに変わった。それがαラクトアルブミン。母乳の基となるタンパク質。あまい栄養分が含まれるようになった。これを赤ちゃんが舐めた時、子育てに革命が起こった。子供がこの甘い汗を頼りに育つようになる。母乳の誕生だ。

http://www.gelifesciences.co.jp/newsletter/tanjitsuroku/1410.html?utm_source=wh_141015

しかしまだ終わりじゃない。このころは卵を産んでいたのだ。わが子を身ごもるという第二の大躍進があった。

2億5000万年前の地球。リストロサウルス。ゴルゴノプス。ディイクトドン。様々な祖先が生きていた。そんな平和な日々が突如終わる。それは地球内部から膨大な量の溶岩が噴出した。その高さは2000mにもおよんだという。噴火は100万年も続き、96%の生命種が絶滅した。。。

中国。巨大噴火から1億年後の地層が広がっている。2011年に貴重な化石が発掘された。季強さんが発見したのは、ジュラマイア。数cmとものすごく小さくなっていた。

http://www.dino-paradise.com/news/2011/08/jurassic-eutherian-mammal-and-divergence-of-marsupials-and-placentals.html

しかしこの小さな体に大躍進が起きていたことを突き止めた。卵を産むのではなく、お腹の中で赤ちゃんを育てる体になっていた。胎盤があったのだ。

胎盤。それは赤ちゃんのへその緒の先にある特別な臓器。これによって子宮に密着、栄養を受け取っている。受精卵を殻で覆い、外に産み落としていた生物に不思議な変化が起きる。受精卵の中にある尿をためる袋が変化し、母親の子宮にくっついた。これにより体にくっついて育てるようになった。

ジュラ紀。そこにいたのは、巨大な恐竜たち。ヤンチュアノサウルスや、ぎがんと酢ぴのサウルス、恐竜たちが支配する世界になっていた。

恐竜時代の初めにはまだ卵を産んでいた我々の祖先。敵に襲われると、親は逃げられても卵は置き去りにせざるを得ないこともあっただろう。そこに現れたのはジュラマイア。胎盤を持つ我々の祖先。昆虫などを餌にして森で生きていた。敵に襲われても、子供とともに逃げられる。このCGよく出来てるな。

子供が無事に育つ確率が飛躍的に高まった。1億6000年前の世界は巨大な恐竜たちの王国。過酷な生存競争があっただろう。そこに胎盤が役だったのだろう。

しかしここからまだいろいろある。なぜ胎盤を手に入れることができたのか?

ある遺伝子が重要とわかってきた。東京。石野史敏、金児-石野知子夫妻。ある遺伝子を突き止めた。PEG10遺伝子。

http://www.tmd.ac.jp/mri/epgn/tammar.html

マウスの実験でその役割を見てみる。PEG10遺伝子を壊すと、胎盤は非常に小さくなった。

PEG10遺伝子はある意外なものがもつ遺伝子とよく似ていた。それはレトロウイルス。

レトロウイルスの感染から遺伝子を獲得する、というストーリーを考えた。胎盤にはウイルスからもらったような不思議な能力がある。それは母親の免疫を抑えるというもの。親子でも血液型も違う異物に成りうる。胎盤が母親の免疫を抑えることで防いでいる。

1億6000万年以上前。巨大な恐竜たちの時代。その脚元の小さな哺乳類。まだ胎盤はなく、卵を産んでいた。レトロウイルスが蔓延してきた。

ウイルスで絶滅の危機にあった祖先、その体内である事件が起きていた。体の中をめぐる

ウイルスは生殖細胞にとりついた。そして、ウイルス遺伝子が組み込まれた。PEG10遺伝子。

この子育て術で過酷な恐竜時代を生き抜いた祖先は、1億6000万年かけてさらに親子の愛は強くなる。胎盤は進化し、子を見守る時間が長くなっていった。その一方、母親たちは栄養をとられ、大きなお腹ですごすことになる。

人間は10カ月、、、これほど長くなった人間に与えられたのは苦労だけではない。見守る日々が愛をはぐくみ、かけがえのない時間となっている。出産のとき、胎盤からのサインを受けて母親には特別なホルモンが出る。

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