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2015年10月13日 (火)

”火星の人”を読んだ。これは面白い!NASAの解説も。

マット・デイモン主演で映画化もされるということで、その前に読んでおこうとこの休日で一気に読んだ。一気読みするほど面白かった。
映画版もこれを見るとめっちゃ面白そう。
トレイラーみてもかなり原作に忠実なシーンが(あの爆発とか)。
(あれ、でも邦題がオデッセイ?どこから出てきたの?むしろ火星の人や、そうじゃないなら原題通り、火星人とかのほうが、、、)
有人火星探査中、砂嵐により火星を離脱する寸前、折れたアンテナがマーク・アトニーを直撃し、彼は砂嵐の中に姿を消した。。。残されたクルーは彼は死んだと思い、そのまま離脱して地球に向かう。。。が、彼は生きていた。
火星に一人取り残され、地球とも通信できず、食料も限界がある中、アトニーはどうするのか?というもの。まさに火星版ロビンソンクルーソーですが、これが面白いのは、例えば隕石が脈絡もなく衝突するとか、そういう理不尽な苦境ではなくて火星にいると起こりうるトラブル、人間がどんなに気を付けていても起こしてしまうミス、などが次々とアトニーを襲うこと。
そして植物学者であり、エンジニアでもあるアトニーが限られた資源と知恵を使って生き延びていくのだ。しかもアトニーは落ち込んだりせず、いつもユーモアをもって。
途中からは地球の人々が知恵とお金と悪だくみをするところ、そして離脱した残りのクルーの行動など、アトニーだけじゃないみんなの活躍が見られるのもいい。クルーの食料のシーンは特に、、、
しかも彼らを次から次へと起こりうるトラブルが襲う。さてアトニーは助かるのか?
で最初の通信のために、あれを見つけたときはちょっと鳥肌。CPUはRisc RS6000だそう。Busは1553。
OSはVxWorks。実は本文中にもこれがわかるログが出てるのだ。こういうところの設定の細かさがすごいよね。
それとは違うが(これも出てきますよ)この記事も参照。
で、略語で出てくるEVAは(これ説明あった?)extra-vehicular activityで船外活動。
テザーは
・テザー 
ベルト状のロープで、手首テザーはEVA機器を使用中や移動中に失わないために利用し、腰部テザーはEVA中のクルーを宇宙船に繋ぎ止めておく(セイフティ・テザーにつなぐ)ために使用したり、他のクルーと繋ぎあわせたりするのに使います。
スリーズカンパニーはThree's company。これをあの状況下で観るのはつらい。。。
でもディスコを嫌がらないで。
NASAがこの小説の解説をしているのも面白い。
作者さんは最初Webで無料で1章ずつ公開していた小説が大評判でこの火星の人が最初の長編出版になったとのこと。これはすごい才能の人だ。

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