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2015年11月 2日 (月)

11/1のNHKスペシャル、”盗まれた最高機密~原爆・スパイ戦の真実~”でした。

てことはハイゼンベルクも出るのかな?と思って興味深く見てました。以下、速記メモ。

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今から70年前、アメリカのニューメキシコで行われた原子爆弾の実験。このけた外れの殺戮兵器が広島・長崎に投下され、大勢の命を奪った。そして核の脅威は世界中に広がった。今なお、1万5000トンも存在する。

脅威はなぜ生まれ、どのように世界に広がったのか?

いまその謎を解き明かす秘密資料が世界で見つかってきている。浮かび上がったのは第二次世界大戦中の熾烈な原爆開発競争、そしてその裏で暗躍する男たち、スパイだ。新たな資料を基にドラマで再現する。とここまでがイントロ。

まずはワシントンDC。アトミック・ヘリテージ財団で原爆開発にかかわった人々の肉声が集められている。

シンシア・ケリーさん。マンハッタン計画の証言プロジェクト担当が説明してくれる。

ロバート・ファーマン少佐。ある情報部隊のリーダーだった。その組織はアルソスと呼ばれていた。アメリカ陸軍が組織した。軍人、科学者によって構成されていた。

ALSOSというスペルですな。

ノルマンディ上陸作戦ののちに本格化した。

ドイツ勢力圏、ベルギーに潜入したアルソス。1944年9月。アルソス諜報部隊は、ナチスの秘密施設を探していた。ブリュッセル郊外にある倉庫。

ここで驚くべきものを見た。

それはウラン鉱石だ。大量に、、、68トンもの。

ナチスは核開発を進めている。ファーマンは確信を深めた。

原爆の基礎理論はドイツ人の科学者が発見した。

アインシュタインがルーズベルト大統領に手紙を送って警告した。そしてマンハッタン計画が。

レスリーグローブス将軍がリーダー。そのグローブスが組織したのがアルソス。

あ、この人フェルミの偉大な将軍ジョークに登場する人だ

鍵は、天才ハイゼンベルク!(でてきた!)ヴェルナー・ハイゼンベルク。

原子エネルギーの研究に目を向けた。

ドイツ博物館にのこっている記録では、ハイゼンベルクは軍に接近した。核分裂のエネルギーが軍事的に利用できると。

スパイ活動の焦点はハイゼンベルクに絞られた。

1944年11月。ストラスブールに潜入した。ストラスブール大学があったからだ。ここにハイゼンベルクがいた。

すると多くのユダヤ人の死体が見つかった。。。

ここで原爆の開発もしているのか、、、しかし証拠は見つからない。捜索範囲を市内全体に広げた。

ストラスブール病院に科学者がいるという噂を聞きつけ急行。

そこで、ハイゼンベルクはヘヒンゲンに潜伏しているという情報を得た。そして偵察機を飛ばす。正体不明の施設が作られていた。

見過ごせない事態だ、とグローブス。明らかにナチスは原爆を作ろうとしている。

ハイゼンベルクを殺害しては?という話には、それは最後の手段。彼は天才すぎる。という。

アルソスは市内の大学でハイゼンベルクが講演をするという情報を得た。モー・バーグという工作員を送り込んだ。

なんとレッドソックスのキャッチャーをしていた男。原爆が完成間近だと確信したらハイゼンベルクを撃てという命令を受けていた。

身分証明書を偽造し、研究者に成りすましていた。

原爆の製造をほのめかしたら撃つ。その覚悟で講義に出ていた。キーワードが聞こえたら撃つ、、、しかし、、、引き金は引かなかった。

アメリカ、マンハッタン計画は総額20億ドルもの費用で大規模な施設を各地に作った。しかし研究開発部門のボス、ロバート・オッペンハイマーは巨大な壁にぶち当たっていた。

起爆装置がないのだ。何度テストをしても失敗した、とロイ・グラウバーが語る。

ナチスの核開発はどこまで進んでいるのか?手がかりはなかった。暗号解読チームからは、大量のウランを積んだUボートが発進した。しかも日本の陸軍に。

陸軍の極秘資料が見つかった。

軍の依頼を受けた科学者たちは、原爆は開発可能と結論付けた。

山崎正勝さんが語る。理化学研究所が拠点になった。仁科芳雄さん。名前にちなんで二号研究と名付けられたもの。

当時の証言では、あの当時はウラン爆弾と言っていた。ウランが日本にあるかどうかすらわからなかった。日本本土で調べたけどなかった。

ドイツがそこでウランを提供した。しかしこれが暗号解読器(あ、これあのチューリングの、、、)で解読され、Uボートはアメリカに拿捕された。これで日本の原爆はなくなった。

アルソスはさらにハイゼンベルクの捜索を行った。研究拠点を次々襲い、手がかりを探した。

発見したのはナチスの核開発にかかわる報告書。意外な内容だった。

ナチスの原爆開発は、、、初歩的な段階だった。原爆はもっていなかった。

マンハッタン計画は恐怖に踊らされていた。敵が先に原爆を開発するんじゃないかとおびえていた。

実は、ハイゼンベルクは原爆の完成をあきらめなければならない事情があった。兵器開発に厳しい制約を課していた。1年以内に完成できなければというもの。

ハイゼンベルクは、そんなことは不可能だと答えた。

またワシントンDC。

ナチスが原爆を持っていない、という情報でマンハッタン計画は見直される?いや、グローブスはあくまでも原爆開発を進めた。

戦争が終わったのちの世界で、核兵器を持つことでアメリカが覇権を握れる。

しかしソ連が持ては目論見が崩れる。ソ連の原爆開発を阻止することが重要だった。

ソビエト・モスクワ。イーゴリ・クルチャートフが原爆開発のリーダー。

このとき、クルチャートフは懸念があった。ウランが足りない。60トンの高濃縮ウラン。

実はその裏でグローブスが暗躍していた。ソビエトの原爆開発を阻止のために、世界中のウランを買い占めた。鉱山会社と独占契約を結ぼうとしていた。

ソ連の諜報部隊が動き出した。ナチスドイツの領内にあることが分かった。

ドイツ北部の革製品の工場でウランが見つかった。

一方、アメリカ。起爆装置の問題に取り込み続けていた。そして、セオドア・ホールが加わった。

ホールたちは膨大な計算でかつてない起爆装置のメカニズムを考えた。爆縮だ。

(あれ、これフォン・ノイマンが爆縮レンズの計算したんじゃ?。あ、個数と配置を計算したのか)

そしてソ連。

クルチャートフは人材が足りないことに焦りを感じていた。ドイツ人の物理学者を拉致しようとした。もちろん最大の標的はハイゼンベルク。

先手をとろうとしたのはアルソス。それが最後の作戦となった。ソビエトにハイゼンベルクの頭脳を取られるのを恐れていた。

そして標的を発見。ジープに乗せられるハイゼンベルク。

1945年5月、ナチスドイツ無条件降伏。

ハイゼンベルクはイギリスに連れていかれた。

ソビエトの原爆開発はとん挫するとみられた。しかし急速な進展があった。それはなぜ?

実は、水面下でスパイ工作が行われていた。

KGBの元将校。アレクサンドル・ワシリェフ。膨大な機密文書を手書きで写し、国外に持ち出した。そこからわかったことは、、、

イノーマス。それがソビエトの原爆のコードネームだ。

1944年。4人の原爆スパイをソビエトはアメリカに送り込んだ。ローゼンバーグ夫妻を含む。。。そして第四のスパイがセオドア・ホール!

あ、これは知らなかった。若く有能な科学者はなぜ裏切ったのか?妻のジョーン・ホールさんが語る。

理解はできた。ホールはアメリカが核兵器を独占することで世界の秩序が崩れると思っていた。ソビエトも持ては恐怖の均衡になると。。。

ホールは休暇の名目でニューヨークにやってきた。ソビエトの関係者をたどり、情報機関のエージェントに会った。

これが何かの罠でないという証拠は?と言われ、機密資料を見せた。ソビエトの科学者に見てもらえば本物だとわかるはずだと。。。

彼の行動がその後の人類の運命を変えた。

ソビエトの原爆開発は10年は進んだ。9000ページものマンハッタン計画の資料、原爆の設計図を含む、を提供したのだ。

そして、、、日本への原爆投下作戦が検討され始めた。命令されたファーマンは、、、投下作戦を進めていった。

原爆は2つあり、第三の原爆は3週間後に完成、その後も続くはずだった。

8/6 エノラゲイが広島に原爆を投下、、、8/9に長崎に投下、、、

軍は科学者には知らせなかった。

ホールもそのことをしり、深い衝撃を受けた。周りの人々が喜んでいることが全く理解できなかった。蓄音機で一晩中、音楽を聴いていた。深く心を痛めていた。

そして日本は無条件降伏した。

ファーマンは日本にやってきて、仁科芳雄に会った。研究の状況について聞いたが、、、核分裂についてはすでに中止している。アメリカが本当に作って、しかも投下するとは、、、

原爆投下後を調べた仁科さんの話を聞き衝撃を受けるファーマン。ここまでひどい武器とはと。。。たった一つの爆弾で町全体が消えた。

しかもその任務を果たしたのはファーマンだった。その直後、軍を去った。

戦後、唯一の核保有国となったアメリカ。ソビエトへの核攻撃のシミュレーションをしていた。必要な原爆の数を割り出していた。

一方、ソビエトも核開発を進め、1949年8月に成功。

その最初の原爆RDS-1はファットマンとそっくりだった。それはアメリカの設計図をコピーしたから。。。

冷戦とともに核はさらに広がる。核スパイは次々逮捕された。

ホールはFBIにマークされたが逃れ、イギリスで研究者としてひっそりと過ごした。

74歳でこの世を去った。

ファーマンは、戦後、建設エンジニアに転じて教会や病院を作った。

核兵器を減らし、廃絶を目指す以外の選択肢は存在しない、そのために力を尽くさないとという。。。

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