”辞書になった男 ケンボー先生と山田先生”を読んだ。新明解国語辞典と三省堂国語辞典を作ったお二人の話。これは全く知らなかった、、、
何気なく本屋さんで面白そうなタイトルだな、と思って買ったものでしたが、、、ここに書かれていることは全く知らなかった。すごく勉強になった。
舟を編む、を読んだ時に辞書ってこういう感じで作るのかな?と思ってましたが、それは広辞苑方式のようです。
有名な2つの国語辞典、新明解国語辞典と三省堂国語辞典はそれぞれ見坊豪紀さんと山田忠雄さんがほぼ一人で作ったもの。しかもその前の明解国語辞典が作られたときは二人ともにかかわっていた。
一体なぜ、ある時点で袂を分かち、そしてまったく性格の違う国語辞典が生まれたのか?
新明解国語辞典に書かれている「時点」の例文:一月九日の時点では、その事実は判明していなかった、というのは一体何を意味しているのか?というミステリーを解明していくノンフィクション作品。特に、新明解の例文がなぜあんなに独特になったのか、にも迫ります。
新解さんの謎、という本も一時期流行りましたが、実はそれ以前から新明解は
めちゃくちゃ売れてたそうなのも初めて知った。
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