映画・テレビ

2017年12月17日 (日)

#NHKスペシャル 12/17は「激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃」でした。速記メモ。日本が石炭火力発電所を輸出することで非難されているとは、、、

アラブ首長国連邦。今ここで、新たな革命が起きようとしている。

何もない砂漠に、エネルギーがある?
世界最大の太陽光発電所。300万枚で原発一基分。
2.6円/キロワットアワー。日本の火力の1/5.劇的な価格破壊だ。
中国も動き始めた。石炭発電所を廃止。パンダをかたどった巨大な太陽光発電所も作っている。
こうした流れはパリ協定から始まった。
二酸化炭素の削減にとどまらず、実質0、脱炭素社会を目指すことを示した。
ただ、アメリカは脱退。
しかしビジネスと一体化した脱炭素の動きは止められない。
巨額の投資がなされている。
だが、日本は世界の潮流から取り残されようとしている。
先月の国際会議でも厳しい批判にさらされた。
日本企業も危機感を強めている。
18世紀、石炭を燃やすことで始まった産業革命。今起きている脱炭素の動きはどう世界を変えようとしているのか?とここまでがイントロ。
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ドイツ ボン。先月6日 COP23が開幕した。会議には世界197の国と地域が参加。パリ協定を実施するルールを作っていた。
だが、会議場の外に目を向けると多くのビジネスマンがいた。
みんなビジネスの話をしている。
2年前のパリ協定の採択は、気球温暖化を2℃未満に抑えること。
このためには実質、CO2排出量をゼロにしなければならない。
アメリカ企業が作ったパビリオンにビジネスマンが向かっていく。政財界の大物も集結。
カリフォルニア州の知事も、パリ協定にとどまる、トランプはもういない、と演説する。
コカ・コーラ、マイクロソフトもシンポジウムで排出量ゼロを目指すと語る。
アメリカ政府の方針に反して約束している。
なぜ企業が?
ウォルマートも巨大ハリケーンで店舗が浸水したり年間22億円の損害が出ている。
温暖化による異常気象を食い止めるのがビジネスの最優先事項だと語る。
ウォルマートは、店舗の屋上に太陽光パネルを設置、店で使う電力をすべて賄う計画だ。
配送トラックのドライバーにもエコドライブを徹底させ、照明もLED化などした結果、
巨額の利益を得たのだ。1000億円以上だ。
脱炭素が金を生む。世界の企業が走り出している。
この動きを加速させているのはマネーの流れの変化だ。
投資家の動きが変わった。
COP23には金融界の大物も。バンクオブアメリカ・メリルリンチ、JPモルガン・チェース、シティグループも何十兆円も投資すると語った。
パリ協定は今後、世界で排出できるCO2に上限を設けた。
あと25年ほどで上限に達してしまう。このため、地中にある2/3の化石燃料は使えない。
化石燃料関連の投資から次々撤退している。
再生可能エネルギーや脱炭素を表明した企業に乗り換えている。
2014年、ロックフェラー兄弟ファンドも化石燃料投資から撤退した。
石油の採掘で巨万の富を得たロックフェラーが!5代目が長期的に見ればとても良い決断、気候変動と戦うだけでなく、利益をもたらすと語る。
そこで目をつけたのは中国。
中国の環境ビジネスの起業と面談を繰り返していた。
数年前まで温暖化は先進国の責任としていた中国、しかし習近平はエコ文明を打ち出した。
政策転換は深刻な大気汚染から来ている。
およそ100基の石炭発電所の計画を廃止。
充電スタンドの整備も進めている。
太陽光と風力の導入が急増。この5年で4倍になった。
COP23の中国パビリオンでは積極的に商談が繰り返されていた。
その中に、太陽光発電会社のCEOがいた。
パンダ!をかたどった巨大な太陽光発電所。
Panda
発電量は50MW。5万世帯分の電力を発電。10億ドルを投資してくれたら世界中に発電所を作ると語る。
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リスク、マネー、中国、脱炭素の潮流はもはやだれにも止められない。
一方日本は?
脱炭素を目指す企業が現れ始めている。
リコー。環境対策のトップランナー。加藤茂夫さんが責任者でCOP23への派遣を命じられた。
社長の山下良則さんから直接。
工場で使う電力の一部に再生可能エネルギーを使い、LED照明化など、そこをCOP23でアピールしようとした。
ドイツ・ボン。リコーを始め12社の日本企業がCOP23を訪れた。
日本政府のパビリオンでもアピールしていた。
ところが、、、
COP23の会場では、日本が石炭火力発電所の輸出を表明したことに大きなブーイングを受けた。また火力発電所に融資していることに失望しているとも言われた。中国でさえ理解しているのに、と。
日本の高効率石炭火力発電所は今までより16%効率向上で、アジアを中心に輸出している。
こうした動きは世界の動きから取り残されようとしている。イギリスの保険会社アビバ・インターナショナルも投資を中止。気候変動は保険会社にとって存続にかかわるリスクだという。LIXIL、積水ハウスの方々もかなりショックを受けられていた。
戸田建設は風力発電を手掛けてきた。長崎 五島列島に洋上風力発電を作った。浮体式は水深の深い海でも使える。佐藤郁さんがプロジェクトに関わってきた。
実用化したのは世界でも2社。
しかし稼働しているのは1基だけ。
開発を初めて10年、1円も儲かっていない。
なぜ再生可能エネルギーが普及しない?
発電コストが高い。広い土地が少なく、人件費も下がっていない。
作った電気を自由に売れない。送電網には安定供給の妨げとして制限をかけている。
今は火力発電が83.4%。再生可能エネルギーは7.7%。政府はこの割合を13~15%に引き上げることを目標にしている。
一方、ヨーロッパでは?
ドイツでは27.7%に達している。
送電網に大量に流れ込む再生可能エネルギーを制御している。
優先的に送電網に接続している。
中国では?
アラブ首長国連邦のスワイハン太陽光発電プロジェクト。2.6円/キロワットアワーという破格の安さになる予定だ。
300万枚の太陽光パネルは中国のジンコ・パワーが受注した。
世界シェアトップだ。値段が安いだけでなく、厳しい砂漠の環境にも耐えられるという。
上海にオペレーションルームがある。
自社の太陽光パネルの稼働状況を監視している。
23か国で事業を起こなっている。
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戸田建設の佐藤さんは日本企業に何が求められているのかヒントを得ようとしていた。
カーボントラッカーという会社に意見を聞いた。
技術はある。ないのは変わる勇気だ、と諭される。
19世紀のテクノロジーになぜ時間と頭脳をつぎ込むのか?と。
変わらなければ取り残される。これは新しい産業革命だと。
佐藤さんが泣き出してしまう、、、まさに日本のトップエンジニアが再生可能エネルギーに関われていないことにショックを受けて、、、
佐藤さんはある行動を起こしていた。
ある投資家に会いに行った。あの浮体式のを見せたらぜひやれ、と言われた。
なぜ日本はこれだけの技術があるのにやってないんだ、と。
リコーの加藤さんも動き始めた。
宅配のDHLへ向かう。2050年までに排出量を0にすると宣言。
世界の18%は物流産業が出している。脱炭素のリーダーになることは投資も呼び込むし、地球にもいい。
配達に使う車は電気自動車で現状の9200台を変える予定だという。
ベンチャー企業を買収し、自社で開発していた。
自動車メーカーと交渉したが、以前の配送車と同じコストではできなかった。
リコーさんもちゃんとやってほしい、と言われた。
1年後2年後にはお願いではなくて、やらないなら取引先としては認められないということになるんだろうな、と確信したという。
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日本に戻ったリコーの加藤さん。講演を行っていた。
危機感を訴えた。今変わらなければ生き残れないと。
全世界で展開しているのに、日本だけが進んでいないと。
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戸田建設の佐藤さんも、投資家が大きな関心を持ってくれたので世界に打って出るべきだと報告。また共同開発している企業にも次々開発すべきだと議論。

#仮面ライダービルド 第15話の黒板の数式は、、、黒板をはみ出して部屋中に。流体力学極限で粘性をミクロから計算とかそういうやつ?⇒佐々さんの「ハミルトン粒子系から流体方程式へ」でした!

今回は最初、先週の数式を消したものが映って、今週はないのかな?と思っていたら
数式大爆発でした。
で式は、、、グリーン・久保公式とかそのあたりに見えた?
線形応答については、これを。

⇒違った!壁と黒板は佐々さんのこれでした!

http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=33-1tokushu2.pdf&dir=80

https://arxiv.org/abs/1306.4880

https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.112.100602

透明ボードはゲルのレプテーションの粘性だそう。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ftanaka/member/ftanaka/webct/rheology.pdf

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#仮面ライダービルド 第15話の話数を表す数式は、ラマヌジャン・スコーレムの定理!2^n-7=m^2を満たす自然数は?

ラマヌジャン・スコーレムの定理

とは、2^n-7=m^2を満たすnは3, 4, 5, 7, 15 だけというもの。なのでarg max で15になる!

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2017年12月15日 (金)

#スターウォーズ #最後のジェダイ をIMAX次世代レーザーで観てきた。予告編で想像していたのと全く違う展開。最後の子は、、、英雄伝説III白き魔女のテーマのようだ。天童よしみさんのようなローズが良かった!

expocityの109シネマズの次世代レーザーで公開初日に観てきました。

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コスプレしている人もちらほら。

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で、観てきたばかりで興奮しているのでネタバレ全開で。

このテーマは、もうヒーローのような戦士や、伝説のジェダイが活躍する時代は終わり、

普通の人々が普通にフォースを使って平和に暮らす時代が来る、

というように思えた。

今までのヒーローのようなダメロンが降格したり、悲劇を防げなかったり、無謀な作戦で失敗したりすることから皮切りに、、、

ジェダイは伝説だというレイに対してルークは否定し、またフォースというのはどこにでもあるものだということも諭したりする。なにしろ強大なフォースを持つレイの親がゲスな普通の親だった!

さらにヨーダも自らジェダイの歴史あるものを壊したりする。

その一方で、ローズのような整備士に闘いではなく、愛を諭されたり、そして極めつけは最後の虐げられている少年。ほうきを、、、フォースでつかむ!

エピソード9でレイとベンの決着がついた後はそういう時代になる、ということじゃないかなあ。(まあ最後の少年こそ最後のジェダイになる、という可能性も捨てきれないですが、、、)

これは昔のファルコムの英雄伝説III 白き魔女のテーマのようだ(古すぎる)。

では最初からつらつらツボを箇条書きで。

・最初のオープニングから普通の映画のクライマックス並みのシーン!

・BB8が修理するのはリード線付きの抵抗のよう、、、ってスターウォーズはテクノロジーが発達してんだか何なんだかよくわからん、、、(抵抗のように見えた量子コンピュータかもしれないが、、、)

・今までだったらヒーローになっていたダメロン、降格。

・あ、ここでレイア死ぬのか?と思いきや、、、レイアがこんな力つかったことは初めて?

・予告ではレイにいろいろ教えてくれるのか?と思いきや、ルークは何も教えてくれない。

 ただしコントはする。(ススキで、、、)

・あ、後ろに投げた、、、

・R2D2はルークを呼び戻すために卑怯な手を使う(笑) 若きレイアのホログラム。

・ダサいと言われてマスクを壊すカイロ・レン

・どう見てもレイとベン(カイロ・レン)のやりとりは「君の名は」。つながってるー!

・服着ろ

・あのかわいい生き物はポーグ。ミレニアムファルコンに巣を作る。

Porg

 最初、チューバッカが自分たちの仲間を食べようとしているのを恨んでいるように見えたが、、、違うのか。

・レイが邪魔ばかりして怒っているケアテイカー。

・案外レイちゃんは幼児体形

・フィン、漏らしながら復活

・天童よしみさんにしか見えないローズ。今回一番活躍した。

・本当のリーダーとは、ヒーローじゃない。

・BB8、頭取れた、、、でもくっつく。

・BB8はルーレットマシンじゃない!が、、、あれが伏線でたくさん中に入っていたとは、、、

・前回のBB8の面白アクションはサムズアップでしたが、今回はピストル撃ってフ~

・コードブレイカーはチートキャラだ。。。 伝導率のくだりはよかったから次作では重要な役割で出ると思う。

・武器商人はファーストオーダーにも反乱軍にも武器を売る。そして戦争で儲ける。

・C3POの不安な顔とは???

・今回はMay the Force be with youはたくさん言われる(前回は1回)。

 同時に言おうとした展開に涙、、、、

・ヤマトより愛をこめて、、、のような最後。これがリーダーか、、、

・えーっと、スノークさん、、、こんなやられ方、、、

・レイがあのカイロ・レンのライトセーバー(十字の)を使う!

・スノークは弱いけど赤い服の護衛の連中は強いな。

・レイの両親は思わせぶりにして普通(というかゲス)。まあアナキンもそうだったから、、、

・カイロ・レン役のアダム・ドライバー、マーティン・スコセッシ監督の沈黙の時は役柄的にやせ細っていたけれど、、、最後のジェダイではムキムキ。そしてレイちゃんに見せつける。

・そういやレイちゃん役のデイジー・リドリー、この前、オリエント急行殺人事件に出てたね。

・射程距離届かない?いや相当近いぞ?

・バルキリーのガォーク形態に変形した!

・ルーク、あ、それであれだけの攻撃に耐えた、、、

・フィン、モテモテだな、、、

・そして一番の謎がローズから反乱軍のしるしをもらった奴隷の少年が最後のほうきを、、、手で触れてないのに飛んできて掴む。

---

もちろん、エンドクレジットにはキャリーフィッシャーさんに捧ぐコメントが出ます。

レイアは今回で死ぬかと思ったけど、次回どうすんだろう、、、

ブレードランナーもレイチェルを合成で出したからそういうこともするのだろうか、、、

 

2017年12月14日 (木)

#すまたん 光ファイバーを結ぶと結び目が光る。それを利用した衣装を作っているフィルノットが紹介されていました。

本田寿子会長がインタビューされていました。

Philknot
手芸教室をやっていたが、光ファイバー工場を見学したとき、遊びで結んでみたら結び目が光ったことでこれは使えるのではないか、と会社を立ち上げたとのこと。
マクラメ織りという技法を使っている。
古田新太さんが衣装に使ったりしている。

2017年12月13日 (水)

#すまたん 塗料特集で家具に塗ってはがせるBELAYと塗ると燃えないランデックスコート 難燃クリアが紹介されていた。

BELAYは和信化学工業のもの。

171127Belay2
ランデックスコート 難燃クリアは大日技研工業のもの。
http://www.e-toryo.co.jp/products/dainichi-g-2/
「ランデックスコート 難燃クリア」塗布(右) と未塗布(左)の障子紙燃焼試験

2017年12月11日 (月)

すまたんのエースコックとのコラボ第三段、辛ワンタンタンメンを食べた。裏ぶたは絵心ランキング第一位の長谷川まさ子さん作でした!

近所のファミリーマートで入手しました。

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かなり赤い、、、が実はそこまで辛くないです(私が辛い物好きなので)
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裏ぶたは絵心ランキング1位(?)の長谷川まさ子さん作でした。
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暇つぶし動画は森ちゃんの恥ずかしい動画、、、(時代劇とか)。
そして応援動画(戦隊もの)も面白い。

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観てきた。高畑充希さんがスリッパをいちいち脱ぐのがかわいらしい。

鎌倉は一度だけ行ったことがあって、大仏の中に入ったり、江ノ電に乗ってちょっとうれしかった。関西人には憧れの場所じゃないかな。
P1010445
でもそんなに妖気がこもっているとは知らなかった(笑)

あえて時代がいつか分からないようにされてるようですね。車や電話は古いが、お札は新しかったり。

魔物や幽霊が普通に住んでいる町、鎌倉。そこで新婚生活を始めた一色夫妻。
高畑充希さん演じる奥さんが堺雅人さん演じる作家の旦那さんよりめちゃくちゃ若いですが、それはあとでちゃんと理由が判明する。
「黄泉の国に連れ去られた高畑さんを堺さんは連れ戻すことができるのか?
そして未完の小説を書いた一色の母親の浮気相手?とは誰なのか?」というあらすじ。
畳の部屋に入るときに高畑さんがスリッパをいちいち脱ぐのがなんとなくかわいかった。
あと、死神役の安藤サクラさんがさばさばした死神でよかったなあ。最初この女優さんだれだっけ、、、昔なら小林聡美さんがやりそうな役、、、と思っていてエンドクレジットで安藤さんだと知りました。
そして貧乏神は田中泯さん。永遠の0にもいいところで出演されてましたね。
黄泉の国の映像はさすがよかったです。
ちょっと敵役がエンドクレジットで可哀そうに思える。
あ、エンドクレジットと言えば、注意がでてくるのですが、それが面白かった。
そりゃあれはやったらダメですよね。

2017年12月10日 (日)

#NHKスペシャル 12/10の「追跡 東大研究不正 ~ゆらぐ科学立国ニッポン~」を観てます。速記メモ。

始まりは去年8月、告発文がNHKに届いた。東京大学の論文に不正の疑いがあると。
有名教授の論文。画像などにねつ造や改ざんの疑いがあるという。
1年以上かけて100人を超える人に取材した。研究室の元メンバーなどにも。
東京大学は調査に乗り出した。
東大の渡邊嘉典氏の論文の調査結果発表はこちら。

記者会見「22報論文の研究不正の申立てに関する調査報告」の実施について

15億円の予算が投じられていた。

今、研究不正の報告が日本で急増している。一体何が研究の現場で行われていた?

---

東京大学。6人のノーベル賞受賞者を輩出している。

そこに名を連ねるのでは、と言われていた渡邊嘉典教授の論文に不正があったと調査委員会が発表した。

所属は分子細胞学研究所。生命科学の分野で世界トップレベルと言われている。

高校の生物の教科書にもその成果、シュゴシンと呼ばれるタンパク質の発見が記載されている。

細胞が分裂する際に重要な役割を果たす。細胞の情報が正しく複製されるようにする。

この研究で42歳で東大の教授になった。

研究室の元メンバーは、とても優秀で、スタッフや学生に対する期待も大きく、指導はかなり厳しかった、という。

シュゴシンで数々の賞を受賞した。

しかし、今年8月、調査委員会は不正行為があり、不適切な加工が常態化していたと発表した。

5本、16か所のデータに不正があると認定された。サイエンスにのった2015年の論文が最も不正が多かった。シュゴシンとがんの関係を示していた。

染色体異常なしとありの画像。

元のデータは何も変化なかったのに、画像処理で赤と緑の色を付け加えた。

さらに試薬の性能を示した画像。反応が3つあることを示していたが、元の画像は4つあった。

元の画像のコントラストを調整していた。

実験者が望む恣意的な結論を導いていて、科学的な正しさが確保されていないとの結論。

元メンバーは、教授から画像加工を支持されたことがあると語る。

隣に座って補正をしているのを見たことがある。

「これでいいんだ」とやり込められた。国際的にはこれで正しいと言いくるめられた。

渡邊研究室は3つの分野があり、お互いに成果を競い合っていた。

メンバーが加工した画像に教授がさらに手を加えたこともある。

画像の加工は積極的に行わなければならない、という教育をしていたと。

大阪大学の篠原彰教授。倫理委員を務めている。

研究者としてはリスペクトしていたと語る。

加工には一定のルールがある。背景に隠れて見えないものを明るくして見えるようにしたのはいいが、もともとあったものを消すようなものはダメ。

無かったものが見えてきたりあったものを消すのはだめ。

論文が問題なく通っていて、彼の中で感覚が麻痺してしまった。

科学者として非常に残念な対応だと篠原教授は語る。

NHKで渡邊教授に尋ねた。回答は、

私自身の認識不足、ミスがあったのは事実だが、客観的なデータに基づいている、とのこと。

研究不正が相次いでいる。

2000年まではほとんど報告されていなかった。2006年、東大工学部で不正が発覚。教授と助手が懲戒解雇された。

2014年には32人にのぼった。11人が不正に関与したとされた。STAP細胞の問題もこの年発覚。

さらに高血圧の治療薬のデータの改ざんも明らかに。

背景に国の科学政策の変化があると語るのは黒木登志夫さん。

科学の分野にも競争原理を取りいれた。

2004年には大学の運営費は1兆2400億円だった。研究者にはここから配分されていた。

今は1500億円削減されている。不足を補うには競争的資金を得なければならない。

山中伸弥教授のiPS細胞の研究には60億円が投入された。

量子コンピュータのプロジェクトには32億円。

一方、こうした競争が研究者に大きな影を落としている。

4割以上が資金不足で研究継続が困難。私財を投入する例もある。

競争が発展の原動力であるのは疑いないが、あまり強調されすぎていて、それが重要な間違いにつながることになる、と黒木さんが語る。

去年、教授に就任した東大の堀昌平さん。

免疫細胞の研究をしているが、日々の実験には多くの資金が必要になる。

細胞を扱う装置は120万円。実験に使う試薬は4、5万円する。年間700~800万円。

マウスに300万円。

全部で年1470万円くらいかかる。

大学からは360万円しかこない、、、競争的資金が必須。

研究資金のプレッシャーが半端ない。命がけだ、胃が痛くなるという堀さん。

渡邊研の元メンバーは強いプレッシャーを受ける時期があったと語る。

大型の予算を申請する時期など。みんなにはっぱをかけていた。

特別推進研究を13年間にわたって獲得し続けていた。

2005年から3.8億円。さらに2009年から3.8億円。つぎつぎに何本もの論文を出した。

2013年、シュゴシンとがんとの関係性で 5.4億円を獲得した。

2015年、がんとの関係性が見つかったとする論文を出した。これが不正認定された論文の一つ。

論文掲載を特に急いでいたようだと元メンバーは語った。

研究資金獲得の手段として重視していたものがある。

戦略的に論文を出す雑誌を選んでいた。nature, cell, scienceを重視していた。

シュゴシンとがんの関係を出したのもscience。

インパクトファクター(雑誌の格付け)が高い。

全雑誌の平均は2.18。

有名雑誌では30~40に達する。Natureは40.137.

渡邊氏は13年間で16本が有名雑誌に掲載されたが、それに不正が発覚した。

NHKの問いにプレッシャーは感じていなかったと渡邊氏は語る。

研究資金配分にも大きな問題がある。

日本学術振興会が決めているが、審査の内実を石井優教授(大阪大学)が語る。

学術振興会からの依頼で審査に携わってきたが、申請書に対して点数をつける。

年間10万件の申請書があって、採点される。

合計点などを基に、誰にどれだけ配分するか決める。

最先端の内容でもあり、1件に2時間もかける。2週間で100件も読み込む。

通常業務に加えてなので非常に大変。

専門外のものも審査することがある。研究者の業績欄を参考にする。

どの雑誌に載っているか?など。審査する内容が専門でない場合、雑誌の質で判断してしまうことがある。悲しいけどそういうことは行われていると石井さんは語る。

もう一つ、深刻な問題が。

解雇された多比良和誠氏にインタビュー。年間1億円以上の研究費を使っていた。

実験は若手がやっていたが、その人物はNatureに論文が乗っていたので研究室に雇った。

若手研究者に不正が発覚し、教授も若手研究者も懲戒解雇された。

大学のポストを巡る問題もあった。

11人が関与していたとされる事例。期限付き雇用の人が10人もいて、いつ首を切られるかわからない状況だった。

1990年には6000人の博士課程修了者が、15000人を今や超えている。

安定したポストはこの10年で4500人削減された。

どうしたらなくせるのか?

アメリカ・カリフォルニア。

ノーベル賞を受賞したランディ・シェックマン教授が宣言書をまとめた。

研究者の評価にインパクトファクターを使わず、研究そのものを評価すべきという。

NIH、アメリカ国立衛生研究所も改革に乗り出した。

年間8万件の申請書が送られてくる。研究者にまずは評価してもらうが、

どの研究に配分するかを決めるのに250人の研究者を直接雇用する。100億円を審査につかっている。

申請書の内容も、実績欄を科学にどう貢献してきたかを具体的に書く。

計画欄も実験の正確さ・再現性をどう担保するかを書く。

計画している実験で期待しているとおりにならないときにどうするかが書かれていないと×。

行き過ぎた配分もやめた。資金の上限を決めた。

リチャード・ナカムラ センター長は不正はなくせないが最小限に抑えることはできる。それはお金も人出もかかるが、労を惜しむつもりはないと語る。

ノーベル賞を受賞した大隅教授は、研究費を助成する財団を作った。

目立たず、埋もれてしまう研究に助成したいと。

大隅さんが成果を出した論文も、有名科学雑誌ではなかった。

今の時代ではキックアウトされていただろう、と語る。

変な奴も内包しながら、面白いことを考えている人を大事にする、多様性を認めないといけないと語る。

渡邊研究室は教授以外のメンバーは去っている。

堀教授は現状ではインパクトファクターの高い雑誌への掲載を狙うのは仕方ない、本末転倒で大きな問題とは思っているが、と語る。

#仮面ライダービルド 第14話の必殺技の時に出てきたのはワームホールの計量か!

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