書籍・雑誌

2018年7月17日 (火)

浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族を読んだ。 犬神家の一族、よりも○○館の殺人のような本格ミステリか?方程式を使ったら死ぬ、という数え唄が、、、鶴亀算・流水算・年齢算・時計算など登場。

最初は犬神家の一族のパロディらしく閉ざされた村の豪邸で殺人が、、、(テロじゃなくて殺人ですよ!)なんですが、だんだん館シリーズ(十角館の殺人と時計館の殺人など)の様相を帯びてくるシリーズの異色作でした!私館シリーズ大好きなのでおおっ!と思いながら読んでた。
今回は方程式を使ったら死ぬ、というものなので、出てくるのは
など方程式を使わないで計算するものです。
一つ図形で
このどれかが出てきます。
このお話、途中ではほとんど渚がでないのですが、その理由を作者さんがあとがきで書いていてなるほどー、と思った。首尾一貫されてますね。

2018年7月10日 (火)

矩形マイクロストリップパッチアンテナの設計式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpにUP!

ちょっと必要になってパッチアンテナの設計式を作ってみた。

基板の誘電率と厚み、周波数を入力すると、パッチアンテナの幅、長さ、指向性、入力インピーダンス、効率、アンテナ利得などを計算してくれる。

リンクはこちら。

マイクロストリップパッチアンテナの設計(効率・アンテナ利得)

Patchkeisan

Antenna Theory - Analysis and Design (2nd edition)

(Constantine A. Balanis)
という私の種本から式を取っています。

ちゃんと球座標での積分計算とかしてるよ。

2018年7月 9日 (月)

「はるか」(宿野かほるさん)を読んだ。ルビンの壺が割れた、で有名になった作家さんの最新作でAIに恋する男の話。PLUTOを思い出す。

ルビンの壺が割れた、で有名になった(私もキャッチコピーを応募する企画でWebで読んだ)宿野かほるさんの最新作を読んだ。
あらすじは
「小学生のころに海岸で出会った少女、はるかに恋をした賢人。大きくなり2人は出会い、結婚する。しかしその1年後にはるかは交通事故で死んでしまう。人工知能の天才研究者であった賢人は会社を興し、はるかをAIで復元しようとするプロジェクトを立ち上げる。
そしてできたAI、HAL-CAは周囲が驚くほど、はるかを再現しており、、、」
というもの。
AIで死者を復元、というのはよくある話ですが、にこういう結末になるとは、、、さすがにルビンの壺が割れた、の作者さん。
手塚治虫x浦沢直樹のPLUTOを思い出した。
あれもAIが〇〇を、、、という話でしたね。
で、全然メノウのジオードのイメージがわかなかったが、こういうのだそうです。
Geodeagate1025
最後の1文は、私は業者に依頼してやらせた、という解釈ですがどうなんでしょ(あのままだとそれはそれで別の話になる)。

2018年6月21日 (木)

「透明カメレオン」(道尾秀介さん)を読んだ。本当の真相に驚く。ああ、それで最初の方に違和感が、、、

声は素晴らしいが、容姿はさえない恭太郎はラジオパーソナリティ。
番組終わりにいつも向かい、始発まで飲むバーifに集まるのは一癖も二癖もある面々。
恭太郎は彼ら・彼女らの話を面白おかしく作り替え、ラジオで語っていた。
ある大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに飛び込み、「コースター」、、、とだけ喋った。
そのうち、、、
その美女に「ある殺害計画」を手伝わされることになる。
意味不明の指示に振り回されるifの常連の面々。
そのうち恭太郎は彼女に心をひかれていく、、、
というのがストーリー。
ある殺害計画の真相よりも、本当の真相が驚くというか、ああ、最初の方でホワイトデーなんかに違和感があったのはそういうことか!となんかしみじみ。
途中までは笑えて、最後に泣ける小説です。

2018年6月15日 (金)

#ビーバップハイヒール 6/14の特集は”大人のための絵本ワールド”。どんな絵本が紹介されていたかと言うと、、、

ゲストブレーンはメリーゴーランド京都 店長の鈴木 潤さん。女性ゲストは植田真梨恵さん。

過去も絵本が特集されていた。

2017/6/1のビーバップ・ハイヒールは”おとなのための絵本ワールド”でした。どんな絵本が紹介されたかというと、、

2014/6/12のビーバップ!ハイヒールは"大人のための絵本ワールド"でした。

では以下2018/6/14の速記メモ。

---

発売から3日で10万部売れた本、

「このあとどうしちゃおう」(ヨシタケシンスケ)。

おじいちゃんを亡くした一人の少年が主人公。おじいちゃんの残した一冊のノートを発見する。自分が死んだあとどうしたいか、どうなりたいか、がかかれていた。

ゆうれいセンターから天国へ行くこと。生まれ変わったらなりたいものはおかねもちに飼われている猫、末っ子。

だれにもいえなかったことを聞いてくれる神様。

みんなを見守っていく方法。月になって、通りすがりの赤ちゃんになって、キーホルダーになって、、、

しかし少年はあることに気づく。もしかしたら逆だったのかもしれない。

おじいちゃんは死ぬのが怖かったからノートをかいたのかも、、、

少年はそれでノートを自分でも書きだす。

同じ作者の「りんごかもしれない」、も5年で36万部売れた。

卵かもしれない、こわいとしわしわに、かなしくなるとしろくなるのかもしれない、きょうだいがいるのかもしれない。など。一つのリンゴでいろんな想像をさせる絵本。

--

鈴木さんが紹介してくれる絵本の数々。

①大切なものを見失ったアナタへ。

会社を興し財を成した男。しかし部下に裏切られ会社を乗っ取られた。

子供のころは勉強ばかりしていてお父さんの遊びの誘いにものらなかった。

あんたみたいになりたくないと、、、

誰よりも努力してきたのになんでこんな目に、、、

その時息子が借りてきた一冊の絵本を見た。

「おとうさんのちず」

戦争であちこちが火の海になり、家族は命からがら逃げだした。

遠い東の国までやって来た。

小さな部屋でよその夫婦と暮らすことになった。ある日、お父さんはパンを買いに市場へ。

夕方になっても帰らなかった。日が暮れるころ帰って来た。長い巻紙を抱えていた。

地図を買ったぞ!と。

パンは?地図を買ったんだよ。と。

お父さんはあの金じゃ小さいパンしか買えない、という。

僕は怒った。ひどいお父さんだ、と。

次の日、お父さんは壁に地図を貼った。色とりどりになった。それを見た僕は想像の世界でどこにでも行けるようになった。

ひもじさもまずしさも忘れられた。パンを買わなかったお父さんを許した。

やっぱりお父さんは正しかったのだ、と。

読み終わった男は父親に電話をかけた。一緒に野球を観に行こうと、、、

(実はこれは作者の実体験からの話だそうだ)

---

②幸せをかんじられない人へ

仕事で怒られる女性。合コンにも誘われない。一人で部屋でなんのために生きているんだと考える。お母さんから届いた荷物にあったのは、おじいちゃんからの手紙と絵本。

「いつもだれかが・・・」

おじいちゃんはいつもお話をしてくれる。昔は何をしてもうまく行ったと。
どんなところに行っても怖がらなかった。いつも誰かが見守ってくれていた。
しかし友達のヨーゼフは怖そうにびくびくしていた。あるときふいにいなくなった。
悲しかった。
大きくなって、(え!ナチスの話!)楽しいことばかりじゃなくなった。
戦争があって、食べるものが無くなり、
様々な仕事について働いた。
そのうち結婚し、パパになって、そしてお前のおじいちゃんになった、と。
いろんなことがあったけど、まあ運が良かったな。
わしはとても幸せだった。
おじいちゃんは疲れたのか目を閉じた。そして僕は部屋を出た。
今日は素敵な日だったな、とホスピスを出た。また誰かが見守ってくれている。
おじいちゃんからの手紙にはいつも誰かが助けてくれている、という言葉が。
--
③やりたいことがないあなたへ
「あな」
日曜日の朝、やることがなかったのでひろしは穴を掘り始めた。
お母さんがきた。何やってるの?穴を掘っているのさ。
続けた。
妹の雪子が来た。私にも掘らせて!だめ。
ほり続けた。
隣のしゅうじくんがきた。なにするの?さあね。
続けた。
おとうさんがきた。あせるなよ。まあね。
ほり続けた。
芋虫が穴から出てきた。こんにちは。
肩から力が抜けた。座り込んだ。
穴の中は静かだった。土のにおいがした。
これは、僕の穴だ。
誰に何を言われても穴の中。
上を見上げた。穴の中から見る空は高く思えた。一匹のちょうちょが横切った。
ひろしはたちあがり、穴から出た。
穴は深かった。
これは僕の穴だ、と思った。
ゆっくり穴を埋め始めた。
--
後半は絵本のキャラクターを作ろう。○○に読んでほしい絵本。
徳井さんはサケビタリン。お酒を飲みすぎる人に読んでもらいたい。
福田さんはアルコールのアルちゃん。やっぱりお酒を飲んでいる人に。
どちらも膵炎になる、、、(福田じゃないか)
植田さんはもしもしてるこちゃん。忘れさられたものが新しいものをおそう。
たむけんは中本君(サトシナカモト)、、、仮想通貨で損をした人に土下座。

2018年6月 3日 (日)

「羊と鋼の森」を読んだ。ピアノ調律師の若者の成長物語で、ものすごく情景が浮かぶ文章がすばらしい。上白石萌音さん萌歌さん姉妹が映画の双子役だそうだ。

最初の出だしの文章から引き込まれた。なぜ高校生の外村がピアノの調律師を目指したか、ですが、何か情景と音が目に浮かぶよう。
そして調律師となり、未熟な自分に悩みながら先輩たちやお客さん、特に双子の高校生ピアニストなどに囲まれて成長していくお話。
羊はハンマーのフェルトで、鋼はピアノの弦ということでした。
これはお勧めのお話ですが、早くも映画化されるそう。
双子をどうすんのかな?と思ったらhttp://hitsuji-hagane-movie.com/
ああ、上白石萌音さんと上白石萌歌さんの姉妹なのか!これはぴったり。

2018年6月 2日 (土)

「瑕疵借り」(松岡圭祐さん)を読んだ。人の死なない女性が主人公のうんちくミステリ、人が死ぬ歴史もの、に続く第三の作風になってる!

松岡圭祐さんと言えば人の死なないミステリ(万能鑑定士Qとか、水鏡推理とか)で有名でしたが、最近はちょっと島田荘司さんのような歴史ミステリが続いていた。
で、この作品。また作風が変わった!
瑕疵というのは瑕疵物件で、要するに訳ありの不動産物件。
原発関連死、謎の自殺、家族の不審死、、、瑕疵物件に移り住む藤崎。
その先々で藤崎は瑕疵の原因を突き止めていく、という作品。
藤崎がまああんまりさえなくて愛想がいいともいえない30代の男で、松岡さんにしては珍しい主人公が真相を(どちらかというと安楽椅子探偵的に)突き止めていく社会派ミステリになっています。これはシリーズ化しそうですね。

2018年5月22日 (火)

「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」を読んだ。第二次世界大戦で日本がアメリカに勝利した歴史改変SFで「高い城の男」要素に巨大ロボットが登場!

ゲームウォーズ(レディ・プレイヤー1)を買ったときに同時に買った本。同じカテゴリかな、とおもって。表紙がめっちゃかっこいい巨大ロボです。
第二次世界大戦で日独が勝利していたら、という「高い城の男」のプロットに、今風の巨大ロボット、ゲーム(スマホでなくて電卓=Portable Calculator=Porticalが普及している世界)など様々な要素が加わりめっちゃ面白いものになっている。
主人公は帝国陸軍の検閲局勤務の石村紅功(べにこ、通称ベン、女性名だけど男)。
高い城・・・と同様にもしアメリカが勝利していたら?というゲームが影で出回っている(USA、というゲーム)
それを作ったのはベンの元上司、六浦賀将軍。そしてその娘のクレアが自殺したという事件があり、特高の槻野昭子がベンのもとにやってくる。
アメリカ人抵抗組織に六浦和が協力しており、行方を探す2人。しかし罠がしかけられ、、、
(めちゃえぐい拷問が出てくる、、、)
ゲームUSAの真相とは何か?一体石村と昭子は六浦賀を探し出すことができるのか?
というもの。
最後の章が、ああ!そういうことだったの!という驚きでした。
続編もあるので読んでみたい。

2018年5月 4日 (金)

「殺竜事件」(上遠野浩平さん)文庫版を読んだ。ファンタジー+ミステリはいつも面白いな!

米澤さんの「折れた竜骨」が非常に好きなのですが、それよりずっと前にファンタジー+ミステリ作品があった(のを今回文庫化されて初めて知った!)。それが殺竜事件。

これも面白い!

強大な力を持つ竜がいる魔法が存在する世界。竜のいる土地に戦乱の講和をするために訪れた戦地調停士、EDと風の騎士、女軍人はあり得ないものを見る。

完全な密室状態で殺されていた竜!

人間には殺せないはずの竜を殺した犯人を見つける猶予は1か月。

その犯人とは、、、

ですが、相当前から真相が書かれていてびっくり。なるほどなと納得。

私は逆に、叙述なんじゃないか(竜の姿が出てこない、翼蜥蜴とは似ても似つかない、という表現がある)、竜といっても我々が想像している形じゃないんじゃ、、、

と思って読んでいた。

このシリーズまだまだ続きがあるとうことでおそらく文庫化もされるでしょう。読んでみたい。

2018年5月 3日 (木)

「ゲームウォーズ」(映画レディ・プレイヤー1原作)を読んだ。こちらも面白い!

基本的なプロットとかは一緒なんですが、細かいところがかなり違う!
特に3つの鍵を見つけるためのミッションが違う。
映像化したときに派手になるように変えたと思いますが、原作は逆に本当に80年台のゲームや音楽を知っていると楽しめるようになっている(テキストベースのアドベンチャーとか、映像化はしにくいだろう、、、)
あと映画はウォー・ゲーム(とモンティ・パイソン)からシャイニングへ。
ガンターたちが実際に会うタイミングも大幅に違うし、あのキャラクターはすでに途中で死んでしまう、、、(あの人いなかったら映画であの名場面はないし、、、)
オグの役割もかなり違う(ので25セントが違う)。
しかし日本のキャラは逆に原作にたくさん出ていた。
・マグマ大使
・人造人間キカイダー
・スパイダーマン(のレオパルドン!)
・ミネルバX(なんで原作者はこんなマニアックなのを知っているのか)
・勇者ライディーン
・もちろんガンダム
・エヴァ
・もちろんメカゴジラ
・そして、、、映画でガンダムが果たした役割はウルトラマンが果たす!
この作者さんの次の作品があるのを知った。Armada。これも読みたい。

より以前の記事一覧

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ