フェルミ問題とプロジェクトの始め方
物理学者のエンリコ・フェルミ大先生が学生にこんな問題を出した。
「シカゴにピアノの調律師は何人いるか?」
まったく物理とは関係なさそうだが、実はこれは物理で重要なorder estimationの例を挙げている。
・シカゴの人口は何人で
・一世帯当たり何人くらいで
・ピアノを持っているのは何世帯にひとつで
・・・
とか論理的に考えていけば掛け算で大体のオーダーくらいはわかると。「宇宙人がいる惑星はいくつあるか」、というドレイク方程式もこんなだし、マイクロソフトはこういった問題を入社試験に使ったことがあるそうだ。大体のオーダーがわかってからちゃんと計算を進めて物理的に正しいかどうか見ていくことが重要であるということでしょう。
でまったく関係なさそうだが、会社で新しいプロジェクトを始める前にこれをやってくれないかなあと思う。
・日本の人口は何人で
・年齢構成はこれくらいで
・どの層の何%くらいが興味を持ちそうで
・・・
とか考えたらどのくらいの売上になりそうかわかるでしょう。成り行きで進めて赤字になってなんとかしろ、とか言われてもなあ。マーケティングの人たちってなんでああいい加減なんでしょ。
いや、こんなことは普通(以下でも)の会社ならやってるはずだと思ってたんだけど、そうでもないのよ。
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