「この道を行けば・・・」は一休さんじゃなかった。
アントニオ猪木が引退試合の最後にこんな詩を朗読した。
「この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ!」
でこの後1-2-3-ダァー!と続く。春一番がよく真似している。で、これをアントニオ猪木の詩と思っている人が多いけど、これは本当は一休さんの詩だ、と言う話が一時期広がっていた。私もこの話をちょっとした薀蓄としていろんな人に話したものだった。室町時代にこんなことを考えるなんてやっぱり一休さんってすごいね、と。
・・・しかし、どうもこれって一休さん作じゃないらしい。清沢哲夫さんという宗教家の方の「道」という詩だそうだ。今は絶版の「無常断章」という本に乗ってるそうで、国会図書館まで行って調べた人がいたとか。でもなんで一休さん作と伝わったんでしょうかねえ。いろんな人に話して恥かいたよ。
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