ハイゼンベルクですら試験に落第
昨日の屈折率計で光学の本をひさびさに読んでたら、ハイゼンベルクのことを思い出した。確か若くして優秀で鼻持ちならない(?)ハイゼンベルクの学位試験で、光学の教授が(いじわるで?)顕微鏡の分解能という基本的なことを質問した。でハイゼンベルクは答えられなくて落第しそうだった、ってこと。ゾンマーフェルトがとりなしてなんとかなったということだけど、でもこの顕微鏡の分解能がまさしく不確定性原理の発見にも繋がっていくということで、やはり天才はただでは転ばないということかな。
なにせ、戦時中はドイツのハイゼンベルクが原爆を作ってしまわないかとアメリカ側は戦々恐々だったそうだから。でも実際は何もやってなかったらしい。じゃあアメリカも原爆いらなかったね、本当のところは。
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