「本格派」の学者と誘電体フィルタ
ある分野がアクティブに動いているときには、教科書なんて書くより論文を書くことに皆一生懸命のはず。で衰退してくると本でも書くか、って感じで教科書が出てくるという話がある。それで教科書ばっかりかいているような人は「本書く派」(本格派のもじり)の学者って揶揄されることがある。で、この本。
誘電体フィルタがもう終息しつつあるこの時代にこういう教科書がでるのか・・・批判しているわけではないけれど。
こういった本や、小西さんの一連のマイクロ波関係の書籍ってもう今の時代にはそぐわないなあ。携帯電話の普及が全てを変えたんだ。
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