ほとんど至るところほとんど至るところといわなきゃいけない。
また私の学生時代のお話。数学の先生がこんな話をしてくれた。有名な数学者のLaxさんが日本に来て講演をしたとき、どうもマイクの調子が悪くてとぎれとぎれになったそうだ。でLaxさんは「マイクちゃんと入ってますか?」と聞いたら、広中平祐さんがAlmost everywhere(ほとんど至るところ)!という冗談を言ったそう(って、これルベーグ積分知らないと何のこっちゃわからんわけですが)。
するとLaxさんは自分の恩師、Friedrichsさんの話をした。Friedrichsさんはルベーグ積分の講義をしなかったらしく、不思議に思ったLaxさんが「先生、何でルベーグ積分の講義をしないんですか?」と聞いたら、「そりゃあれってほとんど至るところで”ほとんど至るところ”っていわなきゃいかんだろ!」と答えたそうだ。
あー、数学ギャグですが、これではレッドカーペットには出られないなあorz。
« 厳密解好きな人/近似解好きな人 | トップページ | ニューメリカル・レシピのFFTプログラムをExcelのVBAに移植 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波(RF・マイクロ波・ミリ波・5G)関連ニュース2021年2月16日 IEEE Microwave Magazineの特集はオールデジタルのRFID、Microwave JournalはEバンド ミリ波通信に衛星や気球を使う話、アメリカの半導体企業がバイデンに投資を迫る、(2021.02.17)
- カオスを生じる電気回路、Chua’s circuitをLTspiceで回路シミュレーションしてみる。(2021.02.19)
- Labyrinth Chaos(迷宮カオス)を生むThomas-Rössler方程式のパラメータbを色々変えて、Python+Scipyでルンゲクッタ8次のDOP853(Dormand&Prince)を使って計算してGIFアニメ(2021.02.16)
- フィッツヒュー・南雲 (FitzHugh-Nagumo) 方程式をPython+Scipyでルンゲクッタ8次のDOP853(Dormand Prince)で計算。(2021.02.23)
- 「水晶振動子の等価回路計算」をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式としてUP! インピーダンスの大きさと位相がグラフ化できる。(2021.02.12)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 新型コロナウイルス、中国、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスでの感染者数を指数関数&ロジスティック関数&Log-Logプロットでべき関数フィッティングした(3/7更新)伸びはどの国も減っているとはいえ、日本は若干増えだした?(2021.03.07)
- ExcelのLET関数+SEQUENCE関数で数値計算シリーズ(その7) フィボナッチ数列100個をLET関数を1セルに入力するだけでセルコピーもせずに得る。(2021.03.05)
- ExcelのLET関数+SEQUENCE関数で数値計算シリーズ(その6)複素フーリエ級数の係数をシンプソンの積分公式で計算する。(2021.03.04)
- ExcelのLET関数+SEQUENCE関数で数値計算シリーズ(その5)ワンライナーでラマヌジャンの円周率公式を使って計算する。n=2で収束した。(2021.03.01)
« 厳密解好きな人/近似解好きな人 | トップページ | ニューメリカル・レシピのFFTプログラムをExcelのVBAに移植 »
コメント