KdV方程式をExcel VBAで計算してみる(ソース付き)。
一周年記念ソース公開シリーズ。ザブスキーとクルスカルのオリジナルの計算法でKdV方程式を計算してみよう。
最初が正弦波の時は、
のようになって論文(Physical Revew Letters,vol.15 No.6(1965))と同じ結果になります。
プログラムは以下に↓。
しかし、こういう計算は昔はお金も時間も掛かったんだろうな。
この本にもそういうことが書いてあります。ただしmathematicaを使ってらっしゃいますが。さらにExcelでもできちゃうくらいになってしまっているのは隔世の感が。
わたしも大学2回生くらいで当時PC9801(いや、ちがう、EPSONのコンパチ品だ。PC286とかそんな型番)でQuick Cで計算して、おそいなーーーと思っていた記憶が。一次元でこれなんだから、2次元の反応拡散系は16x16とか32x32とかそんなものしか計算できなかった。
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