「容疑者Xの献身」映画版をテレビで見た。-7/6にまた観た。
原作はとても好きな作品なんで、映画化されたときも「えっ?」と思ったし、石神役が堤さんというのを聞いてさらに「えー」って感じだったんだけど…
さっきテレビで見たんだけれど、これすごく良かったですよ!「ダルマの石神」じゃないけど、堤さんは堤さんの石神像を作ってきていてそれがすごくよかった。特に原作のラストに相当する咆哮シーンとか。ガリレオのテレビ版はおちゃらけ過ぎのような気がしたけど、映画ではもっともらしい(が、あまり中身がない)数式をこちゃこちゃ書くシーンとかなく、ものすごくシリアスにできていて好印象。かなり原作に忠実で、原作にないのは雪山シーンくらいではないか。
以下、理系の人向け。
・四色問題はアッペルとハーケンが昔、不可避集合をコンピュータでゴリゴリと計算して証明したとした。なので通常の証明でないので、美しくないと思う人が多いのはよくわかる。
・が、アマチュア数学者とかよく、証明できた!とか言って簡単な証明を与えているのはまず間違いなく間違いで、間違いのパターンすら何種類かに分類されている。ここら辺はフェルマーの定理と似てるなあ。
・で、石神がリーマン予想が間違っていた、という論文を検証するシーンがあるが、私の知る限り「四色問題に興味がある数学者」≠「リーマン予想を研究する数学者」のような気がする。まあ石神の天才ぶりを示すのか。
・ヤン・ミルズ方程式の質量ギャップの話も出てたね。クレイの100万ドルの問題から出ていたのか。
・物理学者が実験を基に、とかいうのは最近の素粒子とかでは怪しくなってきてますね。M理論とか(知らんけど)。
・というか、湯川氏の専門は絶対物理じゃなくて、理科教育だと思う。
・とはいうものの、ガウス加速器は恥ずかしながら初めて知った。
・でも京大の校舎が出てきて懐かしかった。
ということで見てない人はみましょう。
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