「虐殺器官」を読んだ。
前から気になっていて、文庫化されていたので読んでみた。日本人が書いた長編SFを読むのはこれがはじめてかもしれない。
大変面白かった。ナノマシンの実用化や脳の機能がある程度解明されたくらいの近未来のお話。雰囲気は「地獄の黙示録」+近未来SFかな。大規模ハンニバルレクターかもしれないが。しかし9.11以降のテロ/内戦をまともに扱ったお話は私初めて読んだ気がする。核戦争とか、情報管理とかものすごくリアルでありそうなお話。
それはそうと解説なし(?私が読み飛ばしただけかも)で出てくるAKはこのカラシニコフ自動小銃ですかね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/AK-47
ラストは衝撃って言えば衝撃ですが、アメリカが気に入らない人にはすっとするかも(アメリカ人には書けない話。。。)。
欲を言えば母親のくだりとジョンの元カノへの固執がもう少しかけてたらもっとよかった。あと器官というか、脳のその部分がもっともっともらしい説明が詳しかったらとか。
しかし作者の伊藤さんは若くしてお亡くなりになったということで、今後が楽しみだっただけに残念。海外に翻訳しても受けそうなお話だったのに。。。
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