KdV方程式をExcel VBA&擬スペクトル法&高次ルンゲクッタ法で計算
この前、新PCを購入したので今まで時間がかかるかと思って敬遠していたような計算をしてみよう。まずは偏微分方程式を空間部分は擬スペクトル法、時間部分はルンゲクッタ法(ここでは6段5次のCash-Karp法)という手法を使ってExcel VBAでプログラムを書く。題材は一番ポピュラーなKdV方程式にしてみる。
で早速計算した結果がこちら。
オリジナルのザブスキーとクルスカルの数値計算は蛙飛び(の工夫したもの)で、それより今回の結果はやっぱりパルスがシャープに計算できてる。でも逆にあの時代にああいった計算をしたのはすごいな。前にうちのブログでも3次精度の風上差分で計算したときはパルス鈍りまくりだったし。
時間発展を追っていったものはこちら。これもきれいに計算できてる。
« 「どんどん橋、落ちた」を読んだ。 | トップページ | 蔵本・シバシンスキー方程式をExcel VBA&擬スペクトル法&高次ルンゲクッタ法で計算 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波(RF・マイクロ波・ミリ波・5G)関連ニュース2021年2月16日 IEEE Microwave Magazineの特集はオールデジタルのRFID、Microwave JournalはEバンド ミリ波通信に衛星や気球を使う話、アメリカの半導体企業がバイデンに投資を迫る、(2021.02.17)
- カオスを生じる電気回路、Chua’s circuitをLTspiceで回路シミュレーションしてみる。(2021.02.19)
- Labyrinth Chaos(迷宮カオス)を生むThomas-Rössler方程式のパラメータbを色々変えて、Python+Scipyでルンゲクッタ8次のDOP853(Dormand&Prince)を使って計算してGIFアニメ(2021.02.16)
- フィッツヒュー・南雲 (FitzHugh-Nagumo) 方程式をPython+Scipyでルンゲクッタ8次のDOP853(Dormand Prince)で計算。(2021.02.23)
- 「水晶振動子の等価回路計算」をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式としてUP! インピーダンスの大きさと位相がグラフ化できる。(2021.02.12)
« 「どんどん橋、落ちた」を読んだ。 | トップページ | 蔵本・シバシンスキー方程式をExcel VBA&擬スペクトル法&高次ルンゲクッタ法で計算 »
コメント