「浜村渚の計算ノート」を読んだ。
講談社文庫なのにこの表紙!ということで気になって読んでみた。作者の青柳さんのデビュー作ということで小説としてはまだこれから(えらそうですが)というところはありますが、設定が面白い。特に数学をないがしろにする国策には私も大抗議したい。高木氏は悪人じゃないな。
よく数学が役に立たない、というけどめちゃくちゃ役に立ってますよ。携帯使ったりネットに繋いだりすることの基礎がどこにあるのかを知らない人がいて困る…
あと、文学や芸術も役に立たないが、心を豊かにする、数学はそうじゃないという人もいて困る…数学の美しさがわからないことを棚に上げて何をいっているのかという。
こういう人にはツイッター名言botで拾った為末大さんの名言を贈っておこう。
「英語が喋れないから英語は必要ないといい、お金が無いから世の中お金じゃ無いという。英語がしゃべれていれば喋れないやつはばかだと、お金があればお金が無いやつはだめだと言っただろう。それが他人に依存している人の特徴。(為末大)」
あと歴史的な積み上げの側面もあるよね。ピタゴラスからオイラー、ガウス、ヒルベルト、・・・どれだけの天才が積み上げてきているか、という歴史と人間ドラマもある。
もっと数学的な話を読みたい方は数学ガールの方を進めますが、これはこれで雰囲気はいいお話です。だが、続くとは…
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