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2012年2月18日 (土)

「プラ・バロック」を読んだ。

これはかなり新しい感じの小説で面白かった。帯の警察小説の超新星、というのとはちょっと違うけれど、最初は近未来SFとして描いていたが実はもう現実にできることが分かって警察小説に切り替えた、というほうがぴったりする。

なんといっても、コンテナに冷凍された14人の男女の死体が発見されるという驚愕の始まりからぐいぐい引き込まれる。すごいプロットだ!で、仮想空間と現実のつながり、自殺した人々の記念碑になりたい、遺書はどういうことか、また謎のテキストデータは記念碑とどう関係するのか、とさらに引き込まれる。

でとびきりの悪意をもつ人物が現れるのですが、最後は、、、ちょっと不完全燃焼な終わり方ですがでも続編があるということでこれも楽しみ。

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