「もう誘拐なんてしない」を読んだ。
下関あたりの地理がいっぱい出てきて、まったく行ったことのない私にもなにか行ったような気にさせてくれるお話。今回のトリックは、今までで一番本格ミステリーぽいと思った。でもユーモアあふれる文章は今まで通り。
たこ焼き屋台のバイトをしていた翔太郎が、ふとしたことからやくざに追われる女子高生を助ける。でもその女子高生は、そのやくざたちの親分の娘、花園絵里花だった。父親違いの妹の手術代を得るために、狂言誘拐を翔太郎の先輩、甲本とともに実行する。
一方、花園組の美貌で男勝りの長女、皐月は偽札印刷所をひょんなことから発見し、、、
身代金の受け渡しは先にも述べた、地理がわかると楽しいもの。でもそのトリックが古典的な有名なものの応用で、面白い。
« 「三匹のおっさん」を読んだ。 | トップページ | 「私の男」を読んだ。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
- Interface2026年4月号 シミュレーション開発入門[衝突/回転/摩擦/流体の物理で学ぶ]を買った。MATLAB/Simulink6か月ライセンス付き。Simulinkの使い方から微分方程式の数値解法まで高校物理(東大の問題とか)の範囲で書かれていてモデルベース開発に興味がある人にはぴったり。(2026.03.03)
- 「インサイト 戦闘妖精・雪風」を読んだ。面白かった!生成AIの時代になって?行動でしか示さなかった雪風が雑談の有用さに気付き会話をし始めるのが面白い。零と伊歩など2人の対話が多くそれもいいが、最後に大きな戦闘とそしてようやくジャムの正体が…というところで続く。(2026.03.18)


コメント