「倒錯のロンド」を読んだ。
精魂こめて執筆し、受賞間違いなし、と自負した推理小説新人賞応募作が、友人が電車に置き忘れたことで悪意のある人物に拾われる。それを盗作して発表され、その盗作者が一躍時の小説家になってしまう。置き忘れた友人も殺され…という憂き目にあう悲惨な原作者。原作者が盗作者に復讐を考え、、、と、ここまでは原作者、可哀そう、がんばれ!という感じですが、、、最後のどんでん返しにはまいった!
ネタバレしないようにいうと、もうひとつ上の構造があったということ。
これ面白いです。この本が賞を取れなかったことさえもパロディにして取り入れています。折原さんの作品を読むのは初めてですが、なんで今まで読んで来なかったんだろうと思えるくらい。
« 誕生日の一致しない確率をPARI/GPで。 | トップページ | 「アンフェアな月」を読んだ。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
- Interface2026年4月号 シミュレーション開発入門[衝突/回転/摩擦/流体の物理で学ぶ]を買った。MATLAB/Simulink6か月ライセンス付き。Simulinkの使い方から微分方程式の数値解法まで高校物理(東大の問題とか)の範囲で書かれていてモデルベース開発に興味がある人にはぴったり。(2026.03.03)
- 首切り島の一夜(歌野晶午さん)を読んだ。学生時代の修学旅行を再現した離島での同窓会で、1人が首を切られて殺される。参加した面々が隠している真実が1人ずつ章ごとに示され、そして…これはある意味びっくりする結末。関係ないんかい!みたいな。でも面白いのは面白い。(2026.02.26)
- 「アナヅラさま」を読んだ。顔に穴がある化物が人をさらって飲み込む、という都市伝説通りに人が行方不明になる展開にミステリなのか?と途中まで思っていたがなるほどこのミステリーがすごい!文庫グランプリも納得。引っかかっていた描写がこう繋がるのかとか驚く。探偵も面白い。(2026.02.17)


コメント