「ガリレオの苦悩」を読んだ。
あっと思ったのは内海薫が出てきている!テレビから小説に入るという逆パターンって珍しいんではないか。しかも2作品はテレビのエピソードからのもの。面白いね。しかし最初、東野さんは湯川さんを佐野史郎さんイメージで書いていたと聞いていましたが、もう今では福山さんのイメージしか浮かばない。容疑者Xの献身、の後なので湯川さんも最初は警察に協力したくなかったり、草なぎさんもけなげな母娘に弱いんだ、とか言っている。
落下る、はトリチェリの実験か。操縦る、は爆発加工、密室る、はホログラム、指標す、は科学ネタというか、ダウジングの話。
と、科学ネタをばらしても全然ネタばれになってないところがこのシリーズの面白いところ。でも最後の擾乱す、のネタは言ったらわかるのかなあ。パラメトリックスピーカーって一般的なのかどうかよくわからん。
« 「儚い羊たちの祝宴」を読んだ。 | トップページ | 「鴉」(麻耶雄嵩)を読んだ。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 高校事変IV(松岡圭祐さん)を読んだ。早くも4作目でもしかしたらそろそろ完了と思っていたら、全く逆の新展開に。(2019.12.01)
- 犯罪小説集(吉田修一さん)を読んだ。映画「楽園」原作。重い、、、本来なら犯罪を犯す必要のなかった人々がなにか歯車が狂って起こしてしまう悲劇。6本の短編集です。(2019.11.25)
- 恋のゴンドラ(東野圭吾さん)を読んだ。心臓に悪いイヤミスならぬニアミス(という特別編も入っている)というかすでに衝突か、、、しかし世界が狭すぎる、、、(2019.11.10)
- 「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」(歌野晶午さん)を読んだ。江戸川乱歩の作品を現代(よりちょっと先)のテクノロジで新たにしたもの、、、だが歌野さんらしく本当にイヤーな結末ばかり(褒め言葉)(2019.11.04)
- 影踏み(横山秀夫さん)を読んだ。山崎まさよしさん主演で映画化されて公開前に読んどこうと。(2019.11.03)
コメント