「南極。」を読んだ。
「どすこい。」はお相撲さんのパロディ満載でしたが、今回はさらにバラエティに富んだパロディ全開!簾禿げの四流小説家、南極夏彦と編集者たちが繰り広げるギャグ小説。
「海で乾いていろ!」は「勝手にふるえてろ」ではなく、「海は涸いていた」でした。飛び降りた好色老人が海からでた怪異な老女に襲われ、、、という怪談だと思ったら落ちがしょーもなさすぎる(褒め言葉)。
「宍道湖鮫」はもちろん「新宿鮫」。ネッシーのようなUMAがでるということで調査に出たら、、、これはないだろう(笑)。もうこれだけでネタばれしてるという。。。
「夜尿中」は「夜光虫」、「ぬらりひょんの褌」は「ぬらりひょんの孫」ではなく、なんと「こち亀」とのコラボ。大原部長や寺井、そしてあの人も登場?
「ガスノート」はもういいたくない、、、「探偵がリレーを・・・」は探偵はバーにいる、ではなくて”がリレーを”の方でした。そして最もタイトル&内容に無理がある「毒マッスル海胆ばーさん用米糠盗る」。こんなの元ネタ絶対わからないよ。
そして、最後の赤塚不二夫さんとのコラボ。「巷説ギャグ物語」がやはり面白かった。ギャグ漫画はあってもギャグ小説は難しい、、、というのに納得。凶暴な猫、って何の漫画?と思ったらレッツラ・ゴンだったようですが、、、私これ多分、読んだことない。
ベラマッチャという名前には聞き覚えがありますが。
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