「モダンタイムズ」を読んだ。
「魔王」を読んで、面白かったのだが結局この後どうなったんだ?と気になった。で、その続編ともいえるこの「モダンタイムズ」を読んでみた。 奥さんが非常に怖い(冗談じゃなく半端ない)、システムエンジニア渡辺拓海は、先輩の天才的エンジニア、五反田がやり残して逃げた出会い系サイトの仕様変更の仕事に回される。単純な仕様変更だったはずなのに、なぜかプログラムに謎の部分が多く、問い合わせしようにも発注元とコンタクトできない。そんななか五反田が残したヒントで、そのプログラムに隠されたものを知る。その直後、渡辺の上司、同僚が恐ろしい不幸にであう、、、
彼らはみんな、ある複数のキーワードを同時に検索していた!
という恐ろしい出だし。検索するのは私も日常的にやるわけだが、こんなことが本当に裏で行われているのかも、というリアリティがある。
そして5年前の中学校銃乱射事件とそれを解決した英雄 永嶋。検索ワードはこの事件の真相とかかわりがあるのか?さらに「魔王」の主人公だった出てきた安藤(弟)夫妻も登場、また作者と異漢字同名の作家が活躍、とどんどん盛り上がっていきますが、この本当の悪の親玉?に相当するものが面白いというか非常に現代的で、個人と大きなものとの戦いはどうなるのか?という話に。ゴールデンスランバーは逃げまくりますが、こちらは戦います。確かにこういうのは伊坂さんにしか書けない話。
ただ、文庫版とその他で本質は変わらないが、内容で一部大きく変更があったとのこと。どこだろうな。
« 安く簡単に無線LANをパワーアップという記事が出てたが、コーナーリフレクタアンテナっすね。 | トップページ | 「トップをねらえ!」「トップをねらえ2!」を立て続けに見た。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「アナヅラさま」を読んだ。顔に穴がある化物が人をさらって飲み込む、という都市伝説通りに人が行方不明になる展開にミステリなのか?と途中まで思っていたがなるほどこのミステリーがすごい!文庫グランプリも納得。引っかかっていた描写がこう繋がるのかとか驚く。探偵も面白い。(2026.02.17)
- 十戒(夕木春央さん)を読んだ。方舟が衝撃的だったが、こちらもラスト2ページで衝撃。伯父が所有していた島に集まった9人。殺人事件が起き、”殺人犯が誰か知ろうとしないこと。”などが書かれた十戒が見つかる。従わなければ爆弾で命が失われる。その犯人とは…(2026.02.11)
- 「解きたくなる数学」を読んだ。とても面白かった!不変量、鳩ノ巣原理、偶奇性などをわかりやすく写真で出されていてわかりやすい。特にチョコレートをどちらがもらうのが得、という答えになるほど!とうなった。タイルの隅の5か所結ぶ話も面白い。(2026.02.12)
- 「爆発物処理班の遭遇したスピン」(佐藤究さん)を読んだ。まさか量子エンタングルメントが緊張感の高い警察小説になるとは…8篇の短編集ですがどれも驚く結末でものすごく面白かった。特にCGクリエーターのアイデアの秘密「ジェリーウォーカー」や「くぎ」がよかった。(2026.02.04)
- 「硝子の塔の殺人」(知念実希人さん)を読んだ。いやー、これはミステリ好きでたくさん読んでいてよかった、と思う作品だった。帯の錚々たる作家さんたちのコメントも納得。雪の硝子の塔で閉じ込められたゲストが次々殺されるという王道ものだが最後のどんでん返しに超驚く。(2025.12.27)
« 安く簡単に無線LANをパワーアップという記事が出てたが、コーナーリフレクタアンテナっすね。 | トップページ | 「トップをねらえ!」「トップをねらえ2!」を立て続けに見た。 »


コメント