「モダンタイムズ」を読んだ。
「魔王」を読んで、面白かったのだが結局この後どうなったんだ?と気になった。で、その続編ともいえるこの「モダンタイムズ」を読んでみた。 奥さんが非常に怖い(冗談じゃなく半端ない)、システムエンジニア渡辺拓海は、先輩の天才的エンジニア、五反田がやり残して逃げた出会い系サイトの仕様変更の仕事に回される。単純な仕様変更だったはずなのに、なぜかプログラムに謎の部分が多く、問い合わせしようにも発注元とコンタクトできない。そんななか五反田が残したヒントで、そのプログラムに隠されたものを知る。その直後、渡辺の上司、同僚が恐ろしい不幸にであう、、、
彼らはみんな、ある複数のキーワードを同時に検索していた!
という恐ろしい出だし。検索するのは私も日常的にやるわけだが、こんなことが本当に裏で行われているのかも、というリアリティがある。
そして5年前の中学校銃乱射事件とそれを解決した英雄 永嶋。検索ワードはこの事件の真相とかかわりがあるのか?さらに「魔王」の主人公だった出てきた安藤(弟)夫妻も登場、また作者と異漢字同名の作家が活躍、とどんどん盛り上がっていきますが、この本当の悪の親玉?に相当するものが面白いというか非常に現代的で、個人と大きなものとの戦いはどうなるのか?という話に。ゴールデンスランバーは逃げまくりますが、こちらは戦います。確かにこういうのは伊坂さんにしか書けない話。
ただ、文庫版とその他で本質は変わらないが、内容で一部大きく変更があったとのこと。どこだろうな。
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