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2012年6月30日 (土)

「ペガサスと一角獣薬局」を読んだ。

南美季風シリーズの短編5編。”世界の伝説と奇観”を取材するフリーカメラマン、南くんが表題のペガサスやドラゴン、など幻獣や奇跡としか思えない現象を推理していきます。

短編ですが、大がかりなプロット・トリックは満載。ドラゴンに殺されたとしか思えない”龍の淵”、溶接された小屋で人骨が見つかる”光る棺の中の白骨”、そしてペガサスやユニコーンが登場する”ペガサスと一角獣薬局”。これが一番面白かった。全部、論理的な説明はついてます。ただひとつ、おばあちゃんと孫の関係を除いては、、、

そして大ネタ”チェスター街の日”。島田さんでながーい長編で微妙に似たものがありましたが、時間と場所の違いがありますね。

そして龍の淵の前日談、読者だけに判るボーンレイク事件、と続きます。こういう短編集はお得感があっていいなあ。

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