「硝子のハンマー」を読んだ。
防犯探偵シリーズ第一作で日本推理作家協会賞受賞作。ドラマ化もされてましたね。
介護ザルや、介護ロボット(ルピナスV)を開発している介護サービス会社のベイリーフ社の社長が撲殺された。殺人現場は会社の12F。エレベータには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には防弾ガラスとそのオフィスはセキュリティ対策は万全なはずで、カメラには何も映っていなかったことから犯人は続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務と疑われ拘束された。その専務の弁護士、青砥純子が八方ふさがりの状況を打破するのに雇ったのは、、、
防犯コンサルタント、榎本径。
2人はいろいろな仮説を立て、それを間違いながらも検証していく。こんなに仮説いろいろだして、間違い続けるというのは面白いな。。。というのが第一部。
第二部は、犯人側からの生い立ちや犯行に至る経緯などが長編で書かれている。いわゆる倒叙か。
二冊分を読んだ感じで面白かった。しかしトリックにあれを使うのは、、、ちょっと微妙な感じも。
榎本は探偵でありながら泥棒でもあるという複雑なキャラ。森博嗣さんのVシリーズに出てきた保呂草みたいな?
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