「妃は船を沈める」を読んだ。
タイトル通り「妃」と呼ばれ、若い男たちを侍らせて暮らしている妃沙子を中心にした2編の中編集です。第一部、「猿の左手」は、有名な「猿の手」に別解釈を与えたもの。これはすごい。こんなことを思いつくから推理小説家になれるんだなあ、、、と感心。妃沙子の友人の夫が車で海に転落し、また取り巻きの若い男が義理の息子と間違われて惨殺された、、、一体猿の手が災いをもたらしたのだろうか。
第二部「残酷な揺り籠」は、年上の男と結婚した妃沙子がまた登場。地震が起きたさなかに離れでまた若い男が密室としか思えない状況で銃殺された。妃沙子夫婦は睡眠薬で眠らされ、ストーカーしていた女は地震で地下室に閉じ込められていた。このトリックはいかに?
タイトルも含めてトリックになっています。なかなか面白かった。
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