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2012年8月13日 (月)

「人格転移の殺人」を読んだ。

西澤さんの「七回死んだ男」が非常に面白かったので、だいぶ前から探していた「人格転移の殺人」。見つからなかったが、最近また増刷されたみたいで書店で平積みになっていてさっそく買って読んでみた。

やっぱり設定がすごい。なぜか2人以上で入ると、人格が入れ替わる装置がアメリカで発見された。作ったのも誰なのか全く分からない(宇宙人?)。2人なら交互に入れ替わり、3人以上なら一人ずつずれる形で入れ替わる。いつ起きるかは全くわからない。

手に負えなくなってファーストフードに放置されていた装置に、たまたま居合わせた7人のうち6名が突然の大地震から避難するために入ってしまう。。。

その後、救出された6人はCIAによって隔離されるが、その隔離先で連続殺人事件が起きる。

また救出される前にすでにもう一名、死んでいたが、どうやら誰かに殺されそうになっていたらしい。

一体犯人は誰か?というのはものすごく王道というか正統的なトリックでした。設定は奇想天外だが、本格物です。期待通りに面白かった。

そして、この装置が作られた本当の理由がさわやかというか、悪意じゃないというのが救い。

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