「チルドレン」を読んだ。
無茶苦茶な論理を振り回すが、なぜか憎めない陣内を中心にした5編の短編集。ただし、短編集のふりをした長編小説と作者の伊坂さんからのコメントがあります。
学生時代に銀行強盗の人質になる「バンク」、家裁の調査官になって後輩、武藤の視点から書かれた「チルドレン」、時代が戻って学生時代、失恋した後、公園で回りの人間が誰も動いていないことに気付く「レトリーバー」、そして、最後の1行の奇跡に驚く「チルドレンII 」、そしてまた時代が戻って陣内の親父を殴ったエピソードの「イン」。
どれも何気ない日常で、伊坂さんの他の作品のように不思議な出来事とか恐ろしい組織とかは出てこないんですが、日常起きる奇跡というか、全部ほのぼのとした作品でよかったです。
居酒屋 天々とか、お面強盗が他の作品とのクロスオーバらしい。
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