「絶望ノート」を読んだ。
今、私が最も好きな作家、歌野さんの新作ということで相当身構えて読んだ。
前半は中二の男の子(太刀川照音)があまりのすさまじいいじめに苦しみ、絶望ノートという日記をつけるところから始まる。そしてある日、頭部大の人間の顔を思わせる石を見つけ(ベヘリット? ベルセルクのね)、それを神としていじめた人間の死を祈る…
するとそのいじめた人間が突如死んでしまう。
いじめ問題を歌野さん流に糾弾する話と思いきや、、、(なので前半は読んでいてつらい)
後半で様相がガラッと変わっていきます。
さすが、そんな単純な話にはならない。が、やっぱり最後は後味悪い…
« 2012ノーベル物理学賞は量子力学の実験家のお二人(Serge Haroche & David J. Wineland)-シュレーディンガーの猫?! | トップページ | 速報:2012年ノーベル化学賞はRobert J. Lefkowitz & Brian K. Kobilka »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「街角ハルシネーション─探偵AIのリアル・ディープラーニング─」を読んだ。生成AIがハルシネーションを起こしたとしか思えない風景写真が現実だと証明してほしいという依頼を受けた直後、輔が誘拐されるがその裏では…というもの。写真の謎とその最後の真相が面白い。(2026.05.07)
- 「仕掛島」(東川篤哉さん)を読んだ。面白かった!全く想像もしていなかった仕掛けだった。(子供のころ持ってたなあとか)プロローグの真相にも驚きだが、それらのヒントが東川さんらしいユーモアたっぷりの文章に仕込まれていたとは。(2026.05.08)
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
« 2012ノーベル物理学賞は量子力学の実験家のお二人(Serge Haroche & David J. Wineland)-シュレーディンガーの猫?! | トップページ | 速報:2012年ノーベル化学賞はRobert J. Lefkowitz & Brian K. Kobilka »


コメント