「天地明察」を読んだ。面白い!
和算にこれだけスポットを当てたお話で、かつ面白いのは初めて。関孝和がすごいヒーロー的な描かれ方をしていて(もちろん本当にすごい人なんですが)わくわく。
*”100人の数学者”に出てきた関さんの業績は、代数式の表し方の工夫、数字係数方程式のホーナーの方法による解法、方程式の判別式、正負の根の存在条件、根の変換問題、ニュートンの近似解法、ニュートンの補間法、極大・極小条件、行列式(これが最も有名)、近似分数、不定方程式も解法、招差法の一般化、級数の和、ベルヌイ数、正多角形に関する計算、パップス・ギュルダンの方法、円錐曲線論、方陣、円陣、継子立て、目付字、天文、暦、、、だそうですよ。
特に上巻では登場しなくても要所要所で主人公(渋川春海)にヒントを与えるといういい役。
建部さんが上巻で出てきたときは、これは、、、と思ったら建部賢弘も下巻で登場して来たー!という感じ。
建部さんは(arcsin x)^2をテイラー展開した人ですよ(もちろん、テイラーより前に)。
ちなみに私の大学の同期、建部賞という日本数学会の新人賞みたいな賞を取ってます。
和算の例題もGeogebraでやらせたら面白そうなので時間があったらまたやってみます。
岡田君主演の映画も面白そうだな。特に日食のシーン。
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