時間依存シュレーディンガー方程式(波束の散乱)をExcel VBAでルンゲクッタ8次で計算してGIFアニメに。
だいぶ前に書いた話をGIFアニメにしてみる。シュレーディンガー方程式も空間微分を差分化すると普通の常微分方程式になるので、ルンゲクッタ8次のDormand-Prince法で計算できる。
具体的には空間の拡散項は2次の差分
(φi+1 - 2*φi + φi-1) / (dx*dx)
で近似。中央に井戸型ポテンシャルを置いて、左から波束が入ってくるときの計算。
これは”計算物理”にでてたもので、もともとはシッフの例題にあるものだそうです。
量子力学の本で私が勉強したシッフとかメシアとか、朝永さんとかは最近の人は読まないんだろうなあ、、、JJサクライさんのは今でもOK?
トンネル効果の計算もしてみた。それはこちら。
https://sci.tea-nifty.com/blog/2013/01/excelvba8gif-07.html
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