伝染病の感染の微分方程式(SEIRモデル、昨日の続き)をGeoGebra4.2で図示
インフルエンザ流行で思い出した伝染病の感染の微分方程式。
昨日はSIRモデルで計算してみた。
https://sci.tea-nifty.com/blog/2013/02/sirgeogebra42-e.html
今日はSEIRモデル。
感染症に対して
- 免疫を持たない人(Suseptible)
- 潜伏期間中の人(Exposed)
- 発症した人(Infectious)
- 回復して免疫を獲得した人(Recovered)
ということで、SIRモデルから潜伏期間というものがつけ加わったもの。微分方程式は
dS/dt = μ*(N-S) - β*S*I / N
dE/dt = β*S*I/N - (μ+σ)*E
dI/dt = σ*E - (μ+γ)*I
dR/dt = γ*I - μ*R
となる(N=S+E+I+Rは一定)。
計算結果がこちら。
潜伏期間の人が増えてから、感染者が増えてます。
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