国際宇宙ステーションのAMSで暗黒物質かも?という現象が見つかった?
ちょっと前にサミュエル・ティン氏が発表するぞ!と言っていて、それがああ、また来年ね?みたいに遅れてみんな失望していたのだが、さすがにプレッシャーかかったのでしょう。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130403-OYT1T01919.htm?from=ylist
CERNの発表はこちら。宇宙線の中の陽電子の数が多いことを観測したと。
http://press.web.cern.ch/press-releases/2013/04/ams-experiment-measures-antimatter-excess-space
”The AMS results are based on some 25 billion recorded events, including 400,000 positrons with energies between 0.5 GeV and 350 GeV, recorded over a year and a half. This represents the largest collection of antimatter particles recorded in space”
ただし、パルサーからかも、というのが判別できない、という記事だったのだが、ティン氏は
”“AMS is the first experiment to measure to 1% accuracy in space. It is this level of precision that will allow us to tell whether our current positron observation has a Dark Matter or pulsar origin.””
ヒッグスが見つかるかどうかのときのCERNの所長の慎重さとかと違いすぎる、、、証拠も加速器で求められているものと違いすぎるし、、、
まあ、ノーベル賞を獲るような人はこのくらい言わないとだめなんだろうが。
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