「グレイブディッガー」を読んだ。
これは面白かった!
八神俊彦は自分の薄汚れた人生に区切りをつけるため、骨髄ドナーとなり白血病患者を助けようとしていた。しかし移植を目前にして、都内で連続猟奇殺人が発生。事件に巻き込まれ、容疑者として手配され、さらに謎の集団に追われる八神。連続殺人は墓掘人が引き起こしているのか?一体八神は、患者が待つ病院までたどり着けるのか?…というのがあらすじ。
八神が逃げて逃げまくるのが面白い。東京の地理全然知らないけど、それでもはらはら。
一体グレイブディッガーは誰か?なぜ一見関係なさそうでドナーカードを持っているだけの共通点の男女が殺されていくのか、というミステリ部分も面白いけど、八神がなぜドナーになろうとしたかがぐっとくる。ちょっと泣きそうに。
しかもグレイブディッガーの伝奇が創作だって言うのもすごいな、ありそうだ。
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