”水魑の如き沈むもの”を読んだ。
刀城言耶シリーズの最長編で、本格ミステリ大賞も受賞とくれば読まないわけにはいくまい。
あらすじは、
”奈良の山奥、波美地方の”水魑様”(みづちさま)を祭る4つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。その儀式の最中に、村人の目の前で湖の真ん中で儀式を執り行う神男の不可能としか思えない状況で殺人が起きる。そしてそれが神男連続殺人事件に、、、
水源から川に沿って、4つの村ができ、そこにそれぞれ神社ができ、不公平にならないように番水を行う水利組合ができ、4つの神社がその組合を取り仕切りかつ儀式を順番に行うという中で、過去にも儀式の中で不審な死をとげたものがいたことが明らかに、、、”
刀城さんの視点と、正一少年の視点で描かれた物語で、このシリーズではおなじみ刀城さんが犯人を間違え?続けるというのがあります。
が、最後の最後で示される真犯人は、確かにこの人しかいないというもの。
村は最後にえらいことになりますが、多分、最後に出てくる人はそうなんでしょう。
もう一人がどうなったのかは気になりますが、一番力を持っている、ということで何とでもなったんじゃないか。
« 深海ザメのNHKスペシャルを途中から見た。メガマウスザメは潜水艇じゃなくて浅い海で見つかってた。 | トップページ | 流体力学で量子力学をエミュレート?- 歩くドロップレット »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「街角ハルシネーション─探偵AIのリアル・ディープラーニング─」を読んだ。生成AIがハルシネーションを起こしたとしか思えない風景写真が現実だと証明してほしいという依頼を受けた直後、輔が誘拐されるがその裏では…というもの。写真の謎とその最後の真相が面白い。(2026.05.07)
- 「仕掛島」(東川篤哉さん)を読んだ。面白かった!全く想像もしていなかった仕掛けだった。(子供のころ持ってたなあとか)プロローグの真相にも驚きだが、それらのヒントが東川さんらしいユーモアたっぷりの文章に仕込まれていたとは。(2026.05.08)
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
« 深海ザメのNHKスペシャルを途中から見た。メガマウスザメは潜水艇じゃなくて浅い海で見つかってた。 | トップページ | 流体力学で量子力学をエミュレート?- 歩くドロップレット »


コメント