Scratch(プログラム言語)でマグヌス効果を計算、すごい変化球を見てみる(ルンゲクッタ4次)
マグヌス効果(というかベルヌーイの定理というかクッタ・ジューコフスキーの定理と読んだ方がいいのかもしれないが、ルンゲクッタで計算しやすいのでこっちで呼ぶ。)というものがある。
回転する球に力が働くというもの。
F=Sω×v
として、ωが角速度ベクトル、vが速度ベクトルで、その外積が力として働くとする。
y方向が下向き(重力がかかる方向)、x方向に投げるとして、運動方程式は
m dvx/dt = -S*ω*vy - γ*|v|*vx
m dvy/dt = S*ω*vx - γ*|v|*vy -m*g
これなら、この前Scratchに4変数の4段4次のルンゲクッタでHodgkin-Huxley方程式を計算したばかりなのでそのまま計算できる。
やってみた。
http://scratch.mit.edu/projects/11951520/
球が一応回転しているアニメーションを取り入れたのがポイント。
« オリビア・ニュートン ジョンのおじいちゃんはマックスボルン(家で死体が発見されたニュース聞いて思い出した)。 | トップページ | 世界最速の猫 vs. 世界最速の犬 »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- RF Weekly Digest (Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ) 2025/11/9-2025/11/16(2025.11.16)
- Visual Studio 2026がリリースされたので早速新しいPCにインストール。全面的にGitHub Copilotを使うようになっている。とりあえずC#でMath.NET numericsを使って連立方程式を計算するコードを書いてもらったら一発で動く。他の例として固有値や非線形計算もコードを出してくれた。(2025.11.14)
- 家で使うPCをゲーミングノートPC、ASUS TUF Gaming A16に買い替えた。CPUはAMD Ryzen 9 8940HX、メモリ32GB、GPUはNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU、SSD 1TB。ゲームをしたいわけでなくてNVIDIAの最新GPUで機械学習・数値計算やろうかと。(2025.11.13)
- RF Weekly Digest (Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ) 2025/11/3-2025/11/9(2025.11.09)
- RF Weekly Digest (Google AI Studio BuildによるAIで高周波・RF情報の週刊まとめアプリ) 2025/10/27-2025/11/3(2025.11.04)
« オリビア・ニュートン ジョンのおじいちゃんはマックスボルン(家で死体が発見されたニュース聞いて思い出した)。 | トップページ | 世界最速の猫 vs. 世界最速の犬 »



コメント