NHKスペシャル 病の起源 第4集 心臓病 ~高性能ポンプの落とし穴~をさっきから見てました。
がん、脳卒中、うつ病に続いて今回は心臓病。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/1027/index.html
以下、いつものようにリアルタイム速記メモ。
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5000年前に栄えた古代エジプト文明。ミイラとして死者を保存した。臓器は全部抜いたが、しかしある臓器だけは残した。魂が宿る臓器と思っていた。それが心臓。その太古のエジプトの王女の心臓を調べたところ、血管が痛んでいた。外科手術が必要なほど、、、ほかのミイラからも心臓病の痕跡が。
心臓の働きに異常が起き、突然死にいたる心臓病。世界の死因第一位。ヒトはなぜ心臓病になるのか?それは700万年前、重力に逆らい立ったことから始まった。
ここまでがイントロ。
ナビゲータは谷村新司さん。心臓のテンポが昴というギャグをかまし、、、速くなるとチャンピオンという重ねボケ。
ドラム缶が出てきた。200リットルのもの。心臓は毎日ドラム缶400本分の血液を送り出している。世界で初めて心臓の動きを立体的にとらえる装置。東芝のもの。おお、心臓が動いているのがリアルタイムで見える。筋肉としても厚いのがわかる。
こういうのかな。Whole Heart MRCA
http://www.innervision.co.jp/suite/toshiba/technote/090416/
http://www.innervision.co.jp/suite/toshiba/technote/090416/
心臓の細胞は80億。一個一個力強く振動。10万kmの距離を送り出す。この高性能なポンプに我々は支えられている。
これがどのように生まれたか?3億年前。爬虫類の時代。
アメリカはユタ大学。お、ワニだ。その他、イグアナ、亀などの心臓を調べている。ワニが研究者コリーンファーマさんに向かって暴れている。。。爬虫類の心臓はのどに近いところにあり、筋肉がスポンジ状になっている。たくさんの穴が開いており、筋肉の力は弱いので大きな力は生み出せない。それで爬虫類は活発に動き続けられない。
最初の哺乳類は10cmくらいの小さな生き物。高い運動能力が逃げるのに必要だった。それが心臓が進化した理由。ラットの心臓は、筋肉が厚い。さらにスポンジ状ではなく、密度が高い。長時間動き回れる高い運動能力を手にした。
人類も強力な心臓を受け継いだ。しかし弱点もあった。群馬県立心臓血管センター。急患が入ってきた。自宅で胸の痛みをうったえ運ばれた。心臓の血管が疑われた。すぐに検査が。
心臓の血管の一部がふさがっていた!血管が詰まるとその先の筋肉が壊死、動かなくなる。心筋梗塞。数時間で大きなダメージを負う。そこで緊急手術が行われた。しかし完全にはもどらない。壊死して薄くなった。。。血液を送り出す能力が落ちた。一命は取りとめたが、これから弱った心臓と向き合う必要が。。。
心臓にはこんな一部でだめになるという弱点があるのだ。
変わってワニの鼓動。ダッダッダッダ。人は?ダッダ、ダッダ、擬音じゃわからんか。
不整脈、心不全、心筋梗塞。ヒトの心臓は異常が起きやすい宿命にあると。
リンゴが落ちてきた。重力!
チンパンジーと同じ姿勢で我々の祖先は動いていたが、700万年前に直立歩行、両手が自由になるメリットがある。たくさんの食糧を集め、遠くから持ち帰る。一方デメリットがは心臓に異常が起きやすくなる。
テキサス大学病院。立ち上がった時の心臓の影響はを調べている。仰向けになった人を起こし、その時の心臓を調べた。立ち上がると心臓の大きさが3割も小さくなった。血液が下半身に溜まって、少なくなったため。心拍数も上がった。脳に十分な血液を与えるため。立ち上がる時もうひとつ変化が。交感神経の働き。全身の血管をコントロールしている。血管のまわりにある神経。立ち上がると血液が下半身にたまり、交感神経が働く。血管が細くしなる。それで血液を貯めないようにする。ずっと交感神経が働くと、細くしなった血管の状態が続く。心臓に負担がかかる。例えば、血管が太い時0.3、1/3になると1.08の力が必要になる。心臓の筋肉が疲弊する。これで心臓病になりやすくなる。
心筋梗塞が急増してきている。血管が詰まる。コレステロールが詰まっていく、、、
緊急手術を受けた男性。コレステロールが詰まっている。うわ、コレステロールがたまった血管の映像が、、、気持ち悪い。。。
ゴリラやチンパンジーで研究すると、ゴリラは血液中のコレステロール値(LDL)が人間の1.5倍。心筋梗塞になりそう?と思ったら、、、
チンパンジーの血管ではコレステロールが見つからない。死亡原因も心筋梗塞がない。
研究者は、コレステロールがたまっている血管にある物質を発見した。N-グリコリルノイラミン酸。Gc。
このGcが蓄積すると、コレステロールを貯めやすくなる。
Gcが血管に入ると炎症が起き、傷ができ、そこにコレステロールがたまる。でもそれは人だけ。ゴリラなどは起きない。なんで?
マウスではGcが大量にあった。しかし人の細胞にはない。Gcは人の細胞には本来ない物質。それで異物と認識され、炎症ができてしまう。Gcを他の動物は持っているので起きない。なんで?
350万年前のアフリカ。その頃はGcがあった。270万年前にGcを失った。何があったのか?脳の大きさの変化を見ると、失ったころに巨大化していた。Gcがあると、神経細胞を結合させる物質が抑制されると考えられている。Gcを失ったことが発達に影響を与えた。
6万年前。出アフリカ。以前とは全く違う暮らし、文明社会を始めた。農耕、牧畜などによる食糧生産革命。このことがコレステロールを貯める原因に。Gcを含んだ肉を大量に食べるようになった。それが心筋梗塞の原因に。
肉の消費量は世界でどんどん増えているというグラフが。心臓病が増えるのも当然か。
たばこ、アルコール、糖なども原因に。
食べなすぎもだめ。
桜台マタニティクリニック。妊婦への栄養指導。痩せてる女の人は美しいというのは間違い。妊婦さんは栄養をとってくださいと。胎児の段階から心臓が痛みやすくなるとわかってきた。
アムステルダムで、十分に胎児が栄養取ってないと心臓病になりやすいという調査が。それは戦時中、ドイツによる封鎖で妊婦さんが食料が取れなくなった。その子供の調査をしてわかった。うわ、当時の子供の写真はかわいそう、、、心臓病のリスクは2倍になった。母親の栄養状態が悪いと、生まれてから栄養とっても心臓病のリスクがある。
場面変わってオレゴンの先生。妊娠した羊を使って、子供の心臓への影響を調べている。栄養不足の心臓では、通常ない丸まった細胞(死んだ細胞)が見られた。心臓の筋肉の細胞は胎児期にのみ分裂し、その後増えない。それで胎児期が大事。栄養が十分に届いていくと、脳も心臓も順調に発達。栄養が少なくなると、脳に重点的に送る。それで心臓が発達できなくなる。脳の巨大化の代償といえる。そうか、こんなに脳を大切にしてるのか!
生まれる前から心臓は脳に翻弄されていると。。。
新たな治療が始まっている。心臓病患者はこれまでは安静に、と指導されてきた。しかし運動を続けると再発が収まることが分かってきている。
祖先は歩くことで負担を軽減していた。脚の筋肉、静脈を締め付け血液を上に押し上げる。第2の心臓!これを利用する。なるほど。立ち上がった人間は足を鍛えるしかないと明言。
さらに、低出力体外衝撃波治療。動きの悪くなった心臓を甦らせる。。低出力で衝撃波を送り、マッサージをして、新たな血管を作りだす。40例ほどの治療例で、改善がみられている。
こういうのか。尿路結石破砕治療に使うものを弱くしたようなもの。
http://www.pref.ishikawa.jp/ipch/taigaisyougeki.pdf
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確かに脳は休んでも心臓は一切休まないからなあ。心臓は大事にしないと。
途中からずっとハカイダーのことを考えていたのは私だけではあるまい。
(血液交換しないと脳が駄目になる)
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第1集~第3集についてはこちら。
NHKスペシャル 病の起源 第一集 がん ~人類進化が生んだ病~をさっきから見てました。
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