”折れた竜骨”(上下巻)を読んだ。
第64回日本推理作家協会賞を始め、さまざまな賞を独占!という米澤穂信さんの”折れた竜骨”。前々から気になっていたのを東京⇔京都出張ののぞみの中で一気に読んでみた。
ハイ・ファンタジーの緻密な舞台・魔法設定の枠組みの中で、殺人事件の謎解きが本格ミステリとして行われるというもので、ミステリだけじゃなくてファンタジーの方も本格的なのは今まであまりなかったんじゃないか。
またタイトルがいいんですよ、一番最後にこのタイトルの意味がわかるんですが、それがいい。あらすじは
「ソロン諸島の領主ローレント・エイルウィンの娘アミーナ・エイルウィンは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンとその従者のニコラ・バゴと出会う。ファルクは暗殺騎士を殺すために旅をしており、ローレントもその騎士に命を狙われていると告げる。
小ソロンにあるローレントの館は自然の要塞であり、誰も近づけないはずであったが、暗殺騎士の魔術により<走狗>(ミニオン)にされた誰かが操られそしてローレントが殺される。
この魔術は操られた人間の殺人時の記憶もなくしている。ファルクは論理の力で一体誰が犯人なのかを導き出す。。。」
で結末はそれしかない、というもの。いろんな伏線とかヒントがちりばめられていて、最後にあ、こういうことか、とわかる。これはいろんなミステリの賞を総なめしたのも納得だわ。
ニコラがたまにかわいい(○○を風で飛ばされるとか)とか、女戦士の正体とかもすごい納得感があったり。
で最初にも書いたけどタイトル。これ続編ぜひ書いてほしいな。
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