「幸福な生活」(百田尚樹)を読んだ。
百田さんと言えば膨大な取材で、ノンフィクションのような小説を書かれると思っていたのですが、今回はがらりと変わった短編集。どれも非常に恐ろしい(ホラーじゃなくて、身近な恐怖)もので、そして一番最後の一行で恐ろしさが増す。どの短編も、その最後の一行だけ別ページにして最後にめくった時にぞっとする、、、という凝った造りになっています。
どれも非常に短い話なんで感想かこうとするとネタばれになるのでやめときますが、最初の”母の記憶”や、”隠れた殺人”など後味わるーいものからSF、そしてモンスターの元ネタ?、またあれ?と最初思った”賭けられた女”など面白いけれど、やっぱりちょっと重いものが満載です。
⇒その”賭けられた女”は、解説のくどかんさんも最初あれ?と思ったという話で、このブログで検索で来られた方ももこれがよくわからなかったってのがありました。女性は一体その場に何人いるか?というのがポイント。2人じゃないですよ!(ずっと下にネタばれ書いときます)
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その場には”あたし”しかいません。純子を演じているのは”あたし”で、そういう女性を嫌がっているけれどそれはそれとして、嫌な純子ならこういうだろうという演技をしているわけで。。。
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