サッカーワールドカップ開催に合わせた特集の第一回は、ブラジル代表のスーパースター、ネイマールの体の秘密。なんとモーションキャプチャしたって。これ使ったゲームとか出てきそう。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0601/index.html
では速記メモで。
変幻自在に相手を切り裂くドリブル。予測不能なシュート。ブラジルの至宝、ネイマール。
今月から祖国ブラジルで始まるワールドカップで最も注目される人物。
まるで蝶のような動き。ロナウドもペレもネイマールをすごい、と語る。一体どんな男なのか?
ミラクルボディと言うネイマール(あれだパーフェクトボディと言うケインコスギのパロディをやらせたな、NHK)。なかなかいい兄ちゃんだな。でも体格は1m75cm、64kg、あ、華奢だ。この体からどうやってあのプレイが?
ネイマールが語る。一番楽しいのは、相手が想像もしていないプレーをすることだ、と。
FIFAコンフェデレーションズカップ。ワールドカップの前哨戦。ここで、世界に注目された。
日本との対戦。開始三分でいきなりシュートが決まった。踊るネイマール。この大会4ゴールを決め、最優秀選手に選ばれた。世界を驚かせたのは、誰にも予測できない変幻自在のドリブル。相手の裏をかく多彩なフェイントが特徴。相手のまた下を抜く、あるいはボールに触らずに翻弄する、上体を揺らし、逆をつく、奇想天外な動きの組み合わせ。
ネイマールと対戦した内田は、ぼくを左右に振って、こっちいったらこっち行くし、もうどうしょうもないって。
ネイマールはドリブルは自分のサッカーを表現するもので、最大の武器。なによりも大事と語る。
スペイン、バルセロナ。ネイマールは去年からバルセロナに所属している。アルゼンチン代表のメッシ、スペイン代表のイニエスタなどと同じチーム。10カ月の交渉で、初めて科学の目で体を調べることを許された。
普段はチームが使ってないグランドで調べる。自分の体がどうなっているか楽しみだ。でも僕のドリブルを解明するのは無理だと思う、と。
で使うのは、最新鋭の撮影機器。2000コマ撮影できる超高速度カメラ、
360°の広角でひろえるカメラ、全身につけたマーカーを使って動きをとらえるモーションキャプチャなど。まず分析するのはドリブル。
1対1で抜いてもらう。このひとやっぱりすごいな、軽いノリでやってるのに相手が追い付けない。使ったテクニックはまずはペダラーダ(ボールを自転車のペダルを踏むようなテクニック)、スピードを上げたかと思うと急ブレーキ。あたかも相手をもてあそんで、シャペウというフェイント。ディフェンダーは全く反応できない。2つの足を同じように使うボールさばき。きき足の右足と左足を交互に使っている。右が12回で左が9回だった。
ネイマールはいくつのフェイントを持っている?ペダラーダ、エラシコ(足の外側でさわって、すぐに内側)、カヘチーリャ(ボールをはさむ)、カネッタ(また下)、メイアルア(ボールをけりだし逆サイド)、シャペウ、その数はいくつあるか自分でもわからない。
なぜこれが次々でてくるのか?
脳の活動を調べる医療機器(fMRIかな)で調べる。イメージするのはドリブルでディフェンダーを抜く動き。脳のどの部分が活動しているか?
特徴的な反応が出てきた。左側に赤い部分が多くみられる。内藤栄一さんがみて解説する。http://cinet.jp/research/bmi_research/index.html
エキスパート脳だって。左の脳には複雑な体の動きを司る部分がある。まず状況に応じたいくつかのプレイを準備し、その中からベストのプレイを選択、そして実行へ。
その一連の作業を繰り返していた。
どうやってこれが生まれたのか?そのルーツを探ることに。幼少期をすごした場所に向かう。年上の子供と小さいころからサッカーをしていた。体も小さく、足も速くなかったが、プロ選手だった父親からALEGRIA(楽しめ)と言われていた。でも父親は3部リーグで生活も苦しかった。息子にはサッカーを好きなだけやれ、と言った。6歳のとき、フットサルのチームに入った。当時の映像があった。あ、当時からドリブルめっちゃうまいぞ。フットサルはボールに触る機会が多い。それが原点になった。なるほどなあ。
困難を乗り越えれば、喜びと情熱が生まれる。それをフットサルで学んだ、とネイマール。
コーチも次々を難しい課題を与えていた。褒められるのがうれしくて、ネイマールは多彩なフェイントを身につけていった。
で次はいくつものマーカーを体につけて、モーションキャプチャを見てみる。
1対1で抜きさるときの動きを見てみた。うわ、ほんとにリアルに再現されてる。重心がどこにあるかを調べられる。
乾選手も同じ実験に加わる。乾のドリブル。緩急をつけて抜こうとするが、ディフェンダーも必死についてくる。乾とディフェンダーの重心の動きをグラフにすると、線がほぼ一致してしまった。一方、ネイマール。あ、全然違う動き。直交曲線だ。これ比べられると乾さんかわいそうだなあ。。。
乾さんが見ると、別格っすね、うますぎる、絶対できない、と語る。
筑波大学の浅井武さんに分析してもらった。
http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/common-data/prof.php?ug&view=4
細かくて速くて手数が多い。止まった時にフェイントを出すのがセオリーなんだけど、細かい動きの中でやられているので手が出せない。
切り返しの速さにも驚く。左に行くと見せかけて、右に切りかえすまでの時間が短い!
0.13秒!
100mのオリンピック選手のスタートに匹敵する反応時間。こりゃ抜けんわ。
1930年に始まったワールドカップで5回優勝のブラジル。
10番を背負うことは誇り。ペレを始め名選手がつけてきたから。プレッシャーも大きいけどそのための準備はしている、とネイマール。
去年9月にはじめて10番をつけた。このころ、ネイマールはスランプだった。半年の間に決めたゴールはわずか3。特に、強豪相手では厳しくマークされ、1点も取れなかった。
ブラジルのファンは容赦しない。エースの資格がないと。ペレも代表では普通の選手になり下がった。10番にふさわしくないと、、、
でも、ALEGRIA、スパイクに刻まれている!楽しむ、という言葉が支えてくれた。
楽しむことを忘れなければ結果は自然についてくる、と語る。でコンフェデレーションズカップで大活躍。
さらにシュートにも迫る。
相手に構えるすきを与えないボレーシュート。空中のボールを軽々とけって決めてしまう。
どんなボールが来るかはやく見極めて、足の動きが重要と。
また分析に入る。シュートの動きを1秒2000コマの超ハイスピードカメラで撮影。
シュートの瞬間、足がボールにぴったりくっついている。他の選手も見ると、ボールが足から離れる瞬間、ボールと足との間に隙間ができてる。ネイマールは最後までずっとくっついたまま。確実にミートしていた。
このわずかな差がシュートの威力に出てきている。他の選手は初速は時速108km、最後は80kmまで。ネイマールは蹴りだしは107kmだが、104kmで突き刺さる!弾道が低い。
日本戦でみせたあのゴールだ。
まだボール遊びをしていたころ、父が足をつねって、ここで蹴るとよく飛ぶぞ、と教えてくれた。
ブラジルとスペインのコンフェデレーションズカップの決勝。
ネイマールがここ数年のベストゴールと言うものが得られた。ゴール前でボールを受け、
シュートを撃つことは決めていた。右に蹴るか、左に蹴るか。右は広かった。左は狭く、リスクが高い。カシーリャスという名キーパーが守る。さてどっちで蹴るのか?
右側を蹴るのが普通だと思った。ネイマールの軸足を見ていた。蹴る方向に向けるのが常識。みんなそう思った。しかしネイマールは、、、ゴールキーパーが予測していないのはどこか考えていた。左の高い位置を思いついた。で、ゴール。
うわ、これすごいな。絶対予測できない。軸足を右に置いて左に蹴る、常識破りのシュート。しかも左隅ぎりぎり。
夢にも思わなかったとゴールキーパー。
やはり足の使い方がポイント。モーションキャプチャで調べると、特徴はひざにあった。
また乾さんと比較。乾は途中でひざを固定し、そこを起点に足を振ってる。
ネイマールは、膝を固定しないまま足全体で振り抜いてる。
ヌンチャクみたいな感覚が普通の選手とすると、ネイマールは鞭(むち)のようだ、と浅井さんが語る。
シュートの基本はヌンチャクのような蹴り方。ひざを固定することでボールを確実に蹴れる。しかしその時にボールをどこをけるかわかってしまう。ネイマールを足の付け根を固定しているので、しなやかに蹴れる。
すべてのプレーで相手の裏をかく、と語るネイマール。
ペレが代表チームの激励に訪れ、ネイマールを激賞した。一度はエース失格と言ったペレが、自らの後継者と認めた瞬間。
ワールドカップの試合をイメージすると、自分がドリブルで抜いたりシュートをするのが見えるとポジティブイメージをするネイマール、楽しむことを忘れなければ結果はついてくると語る。
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全くサッカー詳しくないんですが、この人のプレイ面白いな。ワールドカップはブラジル中心に見たい。あと私もどっかにAlegriaって貼っとこうかな。。。
二回目はこちら:
6/8のNHKスペシャル"ミラクルボディー サッカー・FIFAワールドカップ 第2回 スペイン代表 世界最強の"天才脳""を見てました。速記メモ。
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