花粉症などのアレルギー寄生虫販売をする闇ビジネスがあるって!(今アンビリバボー見てて)
花粉症になるのは、本来寄生虫に対して持っている排除のメカニズムが、寄生虫がいなくなったので過剰防衛しているという話がある。チョコレートで死んでしまったり、猫の毛でアレルギーになったりもする。
でDavid Prichard(デビッド・プリチャード)博士が鉤虫(こうちゅう, hookworm)をわざと寄生させてアレルギーを治そうとした。私もだいぶ前に記事を読んだことある。これ。
Why doctors are treating allergies with parasitic worms
10匹なら健康に害はないが、でも効果がなかった。アフリカでアレルギーがないのは23匹くらい。それであきらめた。
でそれを見たある少年、ローレンツくん(Jasper Lawrence)が、アフリカに行ってわざと鉤虫に寄生させ、アレルギーを治したって。
で、、、問題はその自分の鉤虫を培養させ、売り出したって!やることがすごい。
http://autoimmunetherapies.com/
しかし薬扱いされ、販売を禁止。でアメリカを逃げ出したとか。
その後もこういうビジネスは引き継がれ、闇ディーラーまで現れた。
アレルギーにかかり、全身の毛が抜けたモイセズ ベラスケス=マノフさん。http://www.moisesvm.com/
って本まででてる。日本語訳まで。
”寄生虫なき病”という本だ。アレルギーに興味を持ち、科学ジャーナリストになった。
で自分でも寄生虫を宿そうとした。ディーラーは恐ろしい一言を、、、30匹にしておいたと。
10匹までなら健康に害はないはずだが、30匹!
一週間経過すると、肌にムズムズする感じがあって、インフルエンザのような症状、腹痛。
1か月でなんと右の眉毛が生えてきた。左も。そして花粉症も治った。が、、、
寄生虫の効果はじょじょに薄れ、でも腹痛が続いたので寄生虫を取りだした。
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