"密室の如き籠るもの"を読んだ。
刀城言耶シリーズの短編集。
首切りの如き裂くもの、迷家の如き動くもの、隙魔の如き覗くもの、密室の如き籠るものの四編。
隙魔の如き覗くもの、が一番面白かった。子供のころから戸の隙間を開けていると祖母に怒られていた多賀子は、隙間を開けて覗くと自分の未来が恐ろしい形で見える体験を何度もしていた。教師になった多賀子は、夜の学校の隙間で校長が、鬼のような影に追いかけられる姿を目撃する。その校長が自宅で殺害された。一体多賀子は何を見たのか?
表題作も、密室となっている蔵座敷でコックリさんを行っていた葦子が刃物で刺し殺されて発見される。自殺なのか、それとも、、、というものですが、本当の真相が最後の最後で明かされるとやっぱりぞっとする。密室講義をやろうとしてみんなにうざがられる言耶が面白い。
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