死者が飲む水(死体が飲んだ水 改題)を読んだ。
どこの本屋さんにも売ってなかったのでBOOK OFFで購入。105円でした。
吉敷さんシリーズにも出てくる、牛越刑事が主役のトラベルミステリー。
東京に旅行していた札幌の実業家、赤渡氏のバラバラ死体が、札幌の自宅に二つのトランクに分けられて送られてきた。死因は溺死。水は海に近い川のものであった。殺害場所は千葉の銚子付近と判明。
牛越刑事が粘り強く歩き回り、容疑者を追い詰めていく姿がいいな。しかし、時刻表トリックは私は結構苦手(こまかい数字が覚えられない。 理系なのに、、、)。
でも溺死のトリックは、なるほど、これがこの手の最初のトリックか!と思えるものでした。今でもたまにありますよね。
*牛越さんは斜め屋敷の犯罪にも出てきたということですが、覚えてないなあ。
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